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PaaSの「IBM SmarterCloud Application Services」を機能強化

「IBM SmarterCloud」でPHPの開発環境を提供

2013年08月22日 11時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月22日、日本IBMはアプリケーションの開発環境とアプリケーションライフサイクル管理機能を提供する「IBM SmarterCloud Application Services(IBM SCAS)」の機能を強化。新たに、Webサービスやモバイルサービスの開発に使われているPHPの開発環境を同日より提供する。

 IBM SCASは、IBMの企業向けクラウドプラットフォーム「IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)」上で稼働するPaaS(Platform as a Service)として提供され、SCEを契約するユーザーであれば、追加契約なく利用可能。全世界6カ所のIBMデータセンターを連携・統合しながら、世界中どこからでも同じサービスを利用できるパブリッククラウドで、業界最高レベルとなるSLA99.9%の高信頼性を提供する。

 今回は、このIBM SCASにZend社のPHP Serverを利用できる機能を追加し、「Zend Server V6 Apprication Pattern for PHP」という仮想アプリケーションパターンとして提供する。Zend PHP Serverを利用したあらかじめ構成されたPHP開発および実行環境を容易に準備でき、アプリケーション開発者は、開発期間の短縮やライフサイクル管理が効率化し、開発業務に注力できるようになるという。

 IBM SCASの価格はサービスや機能、使用する仮想パターンごとに、ユーザー数や使用時間に基づいて設定される。Zend Server V6 Application Pattern for PHPも、月額または時間ごとの従量課金制で最適な利用料金を選択できるとのこと。

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