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開発から運用までをユーザー側で試せる

最大60日の試用も可能!IBM、SmarterCloud強化

2013年05月30日 07時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 5月29日、日本IBMは、IaaSでクラウド基盤を提供する「IBM SmarterCloud Enterprise(IBM SCE)」と、アプリケーションの開発環境とアプリケーションライフサイクル全体の管理機能を統合したPaaSの「IBM SmarterCloud Application Services(IBM SCAS)」の両サービスを強化する。

 IBM SmarterCloudは全世界6カ所のIBMデータセンターを連携・統合しながら、世界中どこからでも同じサービスを利用できる企業向けパブリッククラウドサービス。SLA99.9%の高信頼性を提供する。

 機能強化したIBM SCE R2.3は膨大なデータの保管に適したオブジェクトストレージやWindowsインポート・コピー機能がすべてのユーザーが利用可能になった。さらにIBM SCE R2.3では、価格を平均20%(64ビット構成、「コッパー」、Windows Serverの場合は39%)値下げした。

 PaaSのIBM SCAS R1.1は、モバイルアプリケーション開発環境に適したパターンの追加、稼働中のVMの監視などの機能が追加された。さらにデータベースパターンの機能を強化し、DBのスナップショット取得やクローニングができるようになった。

 IBM SCE R2.3はIBM SCASと合わせて最大60日間のトライアルが提供され、開発から運用までを試すことが可能になった。IBM SCAS R1.1は6月28日からグローバルでサービス提供を開始される。

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