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ドコモ、2013年Q1は増収減益 Xperiaが好調、150Mbps対応も

2013年07月26日 21時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 NTTドコモは、2013年度第1四半期の決算と今後の取り組みについて記者会見を開催。同社代表取締役社長 加藤 薫氏が説明を行なった。その中で夏モデルの「Xperia A」が約110万台の売上、また2013年10月末に下り最大150MbpsのXiを展開すると発表した。

Xperia Aがガラケーからのユーザーを吸収
1.7GHz帯で下り最大150Mbpsのサービスを開始

 まず2013年第1四半期の営業収益は1兆1136億円(前年同期1兆723億円)、営業利益は2475億円(同2626億円)と増収減益となった。ただ、これについては「営業利益は計画よりも少し上目に動いていて、年間の利益目標に関しては堅調な滑り出しだと思っている」と前向きな発言。特にスマートフォンの売上は順調で、将来の成長に向けて一定の成果を上げていると評価した。

 夏モデルのツートップとしてプッシュされた「Xperia A SO-04E」「GALAXY S4 SC-04E」は、5月半ばの数字でそれぞれ約110万台、約55万台。Xperia Aについてはフィーチャーフォンからの移行が約62%と、将来的な収益アップのベースとなることが期待できる。台数的にも「全体で膨らんでいる」(加藤社長)とのことで、ツートップ戦略への手応えはしっかりあるようだ。

スマートフォンへの移行は好調で、それにともないARPUも伸びている

一方でMNPによる流出や純増数では苦戦が続いている

ツートップの2台については台数は好調

 将来的な取り組みとして強化していくのが、やはりXiのネットワーク。基地局数も6月末の約3万局から、2013年度末に約5万局にまで拡大するとともに、下り最大75Mbps以上の基地局を順次増加していく。さらに2013年10月末には下り最大150Mbpsのサービスを開始する。

下り最大150Mbpsのサービスとともに、富士山でもXiをエリア化

 下り最大150Mbps対応は、ドコモが東名阪限定で免許を持つ1.7GHz帯(1.8GHz帯)を用いて展開する。当初は限定されたエリアでのみ提供予定だ。ドコモはこの1.7GHz帯に20MHz幅の周波数を持っており、これをすべてXiで展開することで下り最大150Mbpsの速度を出すことができる。ただし、現在のドコモのXi端末ではこの1.7GHz帯には対応していないため、実際に利用するには2013年冬モデル以降のスマホ/データ端末が必要となりそうだ。

 このほか、ドコモが力を入れるdマーケットなど、サービス面では「dビデオは直近455万契約、dアニメストアは92万契約まで伸びている。dマーケットを牽引する大黒柱に育ってきていると考えている」と語るなど、今後も新領域への取組強化をあらためて強調した。

ドコモの契約に付随するサービスでも相変わらず強味を見せる

iPhone、Tizenについてスタンスは変わらず
Windows Phone 8は期待薄!?

 なお、質疑応答ではiPhoneについての質問も飛びだしたが、「以前とまったく変わっていないとお伝えするしかない。市場の動向を注視してあらゆる選択肢を検討しているのはかねがね申し上げている通り。そのスタンスは今も変わっていない」とこれまでどおりの発言を繰り返した。

 また、開発状況についてネガティブな報道が見られるTizenについても「冬に向けて進捗は順調だと聞いている」とする一方、Windows Phone 8については「進捗がそれほどない」とやや期待薄と言えそうだ。

 過去にVoLTE(Voice over LTE)とともに採用の可能性が報道された音声定額については、「料金無料というのは絶えず考えていかないといけない。(各社とも)音声定額はシステム的にも商品的にも、ある種戦略的な部分があろうかと思う」としながらも、現時点でのハッキリしたコメントはなかった。


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