JVCケンウッドからウェアラブルビデオカメラ(いわゆるアクションカメラ)の新機種「ADIXXION GC-XA2」が発表された。8月上旬発売予定で、予想実売価格は3万5000円前後。
昨年発売された「GC-XA1」同様、5mの水深でも利用できる防水性、2mからの落下に耐える耐衝撃性 防塵性、マイナス10度までの耐寒性能を継承しつつ、基本機能が大幅に進化している。
手ブレ補正機能はジャイロセンサーを新たに搭載することで、細かいブレや速いブレ、振動をより効率的に補正。
撮像素子(CMOSセンサー)がGC-XA1の500万画素から800万画素となり、さらに裏面照射型となった。レンズも従来よりも明るいもの(F2.8からF2.4)に変更され、暗所での撮影にも強くなっている。
加えて、レンズは最大で152度(1280×960ドット時、フルHD撮影時は137度)の広い絵が撮れる広角レンズとなった。
新機種はフルHDの60p記録に対応。速い動きでもスムーズな映像を記録できるほか、秒間120コマの動画撮影も可能(1280×720ドット)。これを4倍のスローモーションムービーとして再生できる。
静止画撮影は、1600万画素で秒間15枚の連写が可能。さらに動画を撮影しながら5秒ごとに1枚の静止画を撮影する機能を搭載し、いわゆるタイムラプス撮影が可能となっている。なお、静止画のみの場合は2秒から60秒の間で5ステップ、動画のみの場合は0.2~60秒の間で6ステップで撮影間隔を選んでタイムラプス撮影が行なえる。
本体に1.5型の液晶モニターを搭載するのがADIXXIONの特徴だが、その解像度も6.2万画素から11.5万画素に向上。
加えて、本体には無線LANを内蔵しており、スマートフォンでのライブビュー確認やリモート撮影操作、静止画ファイルの転送などが可能。新機種では最大4台のカメラの映像を同時にスマートフォンの画面に表示することが可能となった。
このほか、「モノクロ」「セピア」「ビビッド」「ネガポジ」という4種類のエフェクト機能が利用可能となっている。