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BS/CSにも対応! 8chの全録ができる新「REGZAサーバー」

2013年06月05日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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最大8chにまで拡張可能なタイムシフトマシン

通常録画用チューナーのうち2チューナーをタイムシフトマシン用に割り当て可能

通常録画用チューナーのうち2チューナーをタイムシフトマシン用に割り当て可能

保存は通常録画領域をタイムシフトマシン領域として使用することになる

保存は通常録画領域をタイムシフトマシン領域として使用することになる

というわけで、最大8chの常時録画ができる

というわけで、最大8chの常時録画ができる

 タイムシフトマシン以外に、通常録画用として3チューナーを搭載。このうちの2チューナーをタイムシフト用に割り当て可能で、最大で8chの録り貯めが行なえる。この追加の2チューナーはBS/CSにも対応するため、BS/CS放送は最大で5chまで常時録画が可能。

 ただし、この追加の2chについては制限があり、タイムシフト時はDR録画のみ(長時間録画は不可)で、HDDもタイムシフト用ではなく通常録画用の記録領域に保存することになる。そして通常録画用のHDD容量(1TB)のうち、タイムシフトマシンで使用できるのは最大750GBまで、USB HDDの割り当てもできない。

 つまり、この2chをタイムシフトマシンで使用する場合、記録できるのは地デジで約2日分(BS/CSは最大34時間分)のみとなる。

 なお、通常録画については最大で4台のUSB HDDを使用可能で、4TB×4台のHDDを接続すれば16TBという大容量を実現できる。

DBR-M490の録画仕様の概略図(薄いブルーの地がM490内部)。青がタイムシフトマシン、赤が通常録画。右の3つのチューナーのうち、2つはタイムシフトマシンに流用可能だが、その記録は通常録画用HDD内にタイムシフトマシン領域を割り当てて行なう必要がある。また、左側6つの青いチューナーのうち、2つは外付けのUSB HDDに直接記録できる。なお、青い領域に保存された番組をBDやNASに書き出す場合、いったん赤の領域にダビングしなければならない

DBR-M490の録画仕様を図にしてみた(薄いブルーの地がM490内部)。青がタイムシフトマシン、赤が通常録画。右の3つのチューナーのうち、2つはタイムシフトマシンに流用可能だが、その記録は通常録画用HDD内にタイムシフトマシン領域を割り当てて行なう必要がある。また、左側6つの青いチューナーのうち、2つは外付けのUSB HDDに直接記録できる。なお、青い領域に保存された番組をBDやNASに書き出す場合、いったん赤の領域にダビングしなければならない

 それ以外のチューナーについてはDRモードはもちろん、長時間録画も可能。最低画質(3.5Mbps)に設定すれば、6chで最大17日間を録り貯められる。ちなみに、M190は最大15日間だったので記録時間が伸びているように見えるが実際はそうではない。

録画画質は「DR」を含めて6モードから選べる。最低画質は3.5Mbpsで従来と変わらないが、画質は向上しているとのこと

録画画質は「DR」を含めて6モードから選べる。最低画質は3.5Mbpsで従来と変わらないが、画質は向上しているとのこと

こちらは通常録画の画質設定

こちらは通常録画の画質設定

 1日に1回、必ず実行しなければならないシステムメンテナンス時間が従来の15分程度から1時間に延びている。メンテナンス中は録画が停止となるため、実質1日23時間の録画になる。このため録り貯められる“日数”は増えているが“時間”は同じである。

本体前面にはB-CASが装着されている。青いB-CASカードがタイムシフト3ch(地デジ専用)、miniB-CASがタイムシフト3ch(3波対応)、赤いB-CASが通常録画用(3波対応)

本体前面にはB-CASが装着されている。青いB-CASカードがタイムシフト3ch(地デジ専用)、miniB-CASがタイムシフト3ch(3波対応)、赤いB-CASが通常録画用(3波対応)

AVCHDの取り込みが可能なUSB端子やSDメモリーカードスロットも搭載する

AVCHDの取り込みが可能なUSB端子やSDメモリーカードスロットも搭載する

 B-CASカードはタイムシフト用に2枚(地デジ専用×1、3波対応×1)、通常録画用に1枚(3波対応)となっている。有料放送を契約する場合、タイムシフト用のカードで契約すると常時録画は可能だが、リアルタイムの番組視聴やタイムシフトで設定した以外の番組の視聴などができない。

 通常録画用のカードで契約すれば、リアルタイム視聴も他チャンネル視聴も行なえるが、さらに2ch以上のタイムシフトマシンも利用したい場合、2契約が必要となる。

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