パフォーマンス・操作性・携帯性を徹底チェック!
注目の4機種がガチバトル! 最強コンバーチブルPCを決める
2013年05月19日 21時29分更新
薄さか重さかスタミナか? 携帯性は混戦模様
さて、基本仕様チェックの最後は携帯性だ。携帯性に大きく関わる「本体サイズ」「質量」「バッテリー駆動時間」を比較していこう。
携帯性の比較 | ||||
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製品名 | Endeavor NY10S | VAIO Duo 11 | Revolve 810 | ThinkPad Helix |
薄さ | 19.8 mm | 17.85mm | 22mm | キーボードドック装着時:20.4mm タブレットPC時:11.6mm |
重量 | 約1.19kg | 約1.305 kg | 約1.4kg | キーボードドック装着時:約1.66kg タブレットPC時:約0.787kg |
バッテリー 駆動時間 |
約6時間 | 約7 時間 | 約8時間 | キーボードドック装着時:約10時間 タブレットPC時:約7~8時間 |
まず、本体サイズだが、4機種とも11.6型液晶搭載モデルで、それぞれ幅を短く設計されていたり、奥行きが短めに設計されていたりとフットプリントは一長一短だ。そこで薄さに注目してみると、最薄はVAIO Duo 11の17.5mm。対して、最厚はRevolve 810で22mm。わずか4.5mmの差ではあるが、実際に手にした印象では、かなりの違いを感じる。
重量を目を移してみるとEndeavor NY10Sが最軽量の約1.19kgを実現。これは、タッチパネルを搭載していないウルトラブックと同じ程度の重量で、コンバーチブルPCとしては、めっぽう軽い。なお、最も重いのは、キーボードドック装着時のThinkPad Helixで、約1.66kg。タブレットPCスタイルになると、約787gと抜群の軽量性を誇るが、限定的な使い方になるため、今回は参考値として考え、キーボードドック装着時のを基準として比較する。
残るはバッテリー駆動時間だが、カタログ仕様ではThinkPad Helixが、唯一約10時間の大台を実現。ちなみに、タブレットPCモードでも、約7~8時間となっており、ほかの3機種を遜色ないレベルだ。対して、もっとも短いのはEndeavor NY10Sの約6時間。実測値は第3回目のベンチマークテスト編でチェックするが、現段階ではThinkPad Helixが優位な結果となっている。
さて、基本仕様のチェックはこれでで終了だ。次回は、いよいよベンチマークテストを実行。各マシンの真の実力を徹底的にチェック!
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