モバイルでも性能に妥協したくないユーザーのためのマシン!
コンパクトでもガンガン使える実力派タブレット&ノート「Endeavor NY10S」
2013年08月30日 11時00分更新
エプソンダイレクトの「Endeavor NY10S」は、タブレットのディスプレーをスライドさせるとキーボードがあらわれ、ノートPCのようにも使える、コンバーチブルタブレットスタイルのUltrabookだ。小さいこと、軽いことが優先されがちなタイプのマシンながら、しっかりと仕事に使える性能を備えているのが特徴だろう。前回はその外見などを中心に紹介したが、今回は使い勝手やベンチマークによる評価を紹介しよう。
ディスプレーサイズが11.6型というのは、タブレットとしては比較的大型だ。キーボードを内蔵している分厚さも重量も純粋なタブレットよりボリュームがあるのは当然のことだが、約1.19kgというのは片手で持って宙に浮かせた状態で使うにはやはり重い。簡単なメールチェックくらいならば問題ないだろうが、少し長く使うのならば両手で持つか、どこかに置きたいところだ。
しっかり保持できる環境でならば、使い心地はよい。スライド機構がある割にしっかりした手応えで、タブレットスタイルでもって使っているうちに不意にスライドしてしまった、というような心配はなさそうだ。緩みやがたつきがなく、安心して利用できる。
かといって、スライド機構が固いわけではない。むりなく指の力で押すだけでスライドするため、片手で本体を支えておける状態ならば立ったままキーボードを露出させることも可能だ。移動中やカフェなどでタブレットスタイルでメールチェックなどの簡単な作業を行ない、本格的なテキスト入力が必要なときにさっとキーボードを露出させる、という使い方が自然に行なえる。
主なスペック | |
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製品名 | Endeavor Sシリーズ NY10S |
CPU | Core i7-3537U(2.0GHz) ※タブレット時は800.0MHz |
チップセット | HM77 Express |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
メモリー | 8GB PC3-12800 DDR3 |
ストレージ | 124GB SSD |
ディスプレー | 11.6型(1920×1080ドット) |
インターフェース | USB 3.0端子×2、mini HDMI端子×1、ヘッドホン端子×1 |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0+EDR |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 |
寸法/重量 | 約幅303×奥行197×高さ19.8mm/約1.19kg |
OS | Windows 8 64bit |
価格 | 11万9980円 |
(次ページ、「小さくともしっかり働ける実力あり」に続く)
