サンディスクは7日、Western DigitalのSSHD(Solid State Hybrid Drive)に、サンディスクのフラッシュメモリーを提供していると公表した。
SSHDは、SSDのスピードとHDDの大容量を両立させたドライブ。Western Digitalの2.5インチSSHD「WD Black」シリーズは、キャッシュとしてサンディスクのSSDを採用する。
Western Digitalの「WD5000M13K」は、500GBのHDDと24GBのNANDフラッシュを搭載しつつ、厚さ5mmを実現した2.5インチSSHD。19nmのプロセス技術で製造されるサンディスク製SSDの極小フォームファクターは、SSHDの薄型設計に寄与しているという。
WD BlackはOEM向けにすでに出荷中で、ポータブルデバイス向けの7mmおよび9.5mmのSSHDも一部のOEM向けに出荷されている。今のところ秋葉原のパーツショップに入荷する予定はないが、ライバルのSeagateが7mm厚と9.5mm厚のSSHDをすでに自作市場で販売していることから、近いうちにパーツショップに入荷することも十分考えられる。