「HP Service Manager software」のSaaS版「HP Service Anywhere」
日本HP、ITILベースのサービス管理をSaaSで提供
2013年04月25日 06時00分更新
4月24日、日本ヒューレット・パッカードはITILベースのサービス管理をSaaS型で提供する「HP Service Anywhere」を発表した。
HP Service Anywhereはオンプレミス版として提供されている「HP Service Manager software」のSaaS版にあたる。IT運用管理の中核を担うインシデント管理や問題管理、変更管理といった主要機能を提供。また、ワークフロー編集機能を大幅に強化し、ワークフローの柔軟なカスタマイズと可視化を実現するプロセス&タスクデザイナー機能を備える。さらに、導入においては、従来のオンプレミス型と同様、ITILによるコンサルティングや導入支援、教育コースプログラムなどをお客様の要件に合わせて提供する。
ユーザーライセンスは「Named」(固定ユーザー)と「Floating」(同時ユーザー)から選択することができ、1年、3年、5年のプランを用意している。Namedライセンス(1年)が18万7950円、Floatingライセンス(1年)が37万6950円となる。初回購入時は最小25ユーザーの提供だが、2013年10月までに導入したユーザーは、初回最小10ユーザーからの提供になる。なお、追加時は1ユーザーからの提供となる。
将来的には、オンプレミス型であるHP Service Manager softwareとの連携や移行を実現する機能の開発も進めていく予定。
