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健康意識を改革! ジョウボーン「UP」と過ごした10日間

2013年04月25日 12時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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食べ物の写真を撮るなら
ダイエットに役立ててみないか?

 SNSなどを見ていると、自分がこれから食べるものの写真をアップしている人はかなり多くいる。食べ物の写真しかアップしていないブログもあるし、食べ物写真のためのSNS「miil」なんてサービスもある。だが、ただ単に写真をアップしているだけではもったいない。もうひとアクション、カロリーなどを記入すればあっという間に自分のライフログになるのだ。UP(のアプリ)ではバーコードから食べたものの製品情報を引き出してくれる機能もあるので、お菓子やジュースなどを手にしたら、必ずバーコードをチェックしたい。

新製品やマイナーすぎる商品は残念ながら登録されていないが、みんながよく目にする商品ならバーコードをピっとやるだけで、詳細なデータが出てくる。なお、この機能はアプリのみなので、UP本体にはカメラ機能などはない

ASCII.jp社内の自動販売機で買ったコーヒーを飲む前にバーコードスキャン

こんなにも細かい商品データが! 糖分多すぎとか、カロリー高すぎとか、自然と目がいくようになる

何杯飲めばどのくらいのカロリーや成分になるのかも計算してくれる。食べ物でも応用可能。また、登録されていない食べ物などは自分で名前とカロリー(わかれば詳細データも)をアプリから入力する

【まとめ】とにかく長く身につけて
データを積み重ねることが大事

 ライフログを取るということは、自分の生活を再確認できるということ。再確認すると、なにが起きるのか。自然と意識が健康志向になるのである。今回、運動量をメインに使ってみたが、取材に出る日と出ない日で、当たり前ながら運動量が違うし、駅までの道のりを自転車か徒歩かでも大きく変わってくるため、歩数が少ない日には「次の日はもうちょっと歩こう。エスカレーターとか使わずに階段を利用しよう」と、なんとなくゲーム感覚で「歩数を更新してやるぜ!」と俄然燃えてくるのである。

FeceBookやTwitterでUPを使っている人がいれば、友達とデータを比較することもできる。残念ながら、筆者のまわりは誰も使っていなかったのでチームメイトとのデータ取りができず……

 基本的に、編集者というのは得てして不健康と相場が決まっているが、総睡眠時間や、どれだけ深く眠っているのかなどのデータがハッキリとわかれば「もうちょっと早めに寝て十分な睡眠を取ろう」など、徐々に意識するようになるのだ。

 ダイエットなどに大金をかけたり、苦行とも思えるトレーニングをしたりする人もいるが、まずは自分の健康状態を把握するところから始めてみてはいかがだろうか。UPは身につけるだけなので、イニシャルコスト(1万3800円)以外はかからない。アプリで算出されるデータを見るだけで、自分が健康になるにはどうすればいいのか、おのずと見えてくる。忙しくてついつい健康はおざなりになってしまう人も、これなら無理なく続けられるし、いつの間にか意識改革ができてしまうだろう。

 健康に無頓着な筆者であるが、今後もUPを装着し続けて、ちょっとずつダイエットしていこうと思う。

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