米マイクロソフトは現地時間8日、同社のインターネットテレビ(IPTV)事業「Mediaroom(メディアルーム)」をスウェーデンの通信機器大手エリクソンに売却するとブログで報じた。
これにより、マイクロソフトはコンシューマー向けテレビ事業戦略の100%をXboxに集中できると説明。パソコンやスマホ、タブレットなどの端末向けに、ゲームをはじめユーザーが望むエンターテインメントをプレミアムエンターテインメントサービスとして提供していくという。
一方のエリクソンも公式サイトで「Mediaroom」の買収を発表。さまざまなネットワークやデバイスに映像コンテンツを配信できるようになり、25%以上のマーケットシェアを獲得してビデオ配信業界のリーディングプレーヤーとしての地位を確保できるという。