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「VAIO Tシリーズ11」—ソニーが放つスタイリッシュウルトラブック

2013年04月08日 11時00分更新

文● 柴田 尚

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VAIOオーナーメードで世界でひとつだけのモデルを作り上げる

 これまで紹介したように、店頭モデルでも6万円を切る実売価格でこれだけの性能を持っているのだが、ソニーの運営する直販サイトのソニースタイルで販売する、VAIOオーナーメードモデルなら、スペックを自由にカスタマイズすることができるのもポイントだ。

 CPUをCore i7-3537U(2GHz)にスペックアップすることや、逆にCore i3-3227U(1.90GHz)にスペックダウンすることも可能。メモリも2、4、6、8GBから自由に選べる。さらには、ストレージをハイブリッドHDDの320GBにしたり、SSDのみの512GBに変更するなど、自分の使い道や財布に合わせて、完全にモバイルするだけと割り切ったローエンドモデルや、普段使いにも活用できるハイスペックモデルなど、自分好みのマシンが作り上げられるのである。そのほか、OSをWindows8 Proに変更したり、Microsoft OfficeやATOK2012などのアプリケーションの追加といったことも可能だ。

価格シミュレーションで自分に合ったモデルを自由に組み上げよう。お試しでハイスペックなマシンの値段を見たりするだけでも楽しい

 また、ディスプレー左上のベゼル部分に、ちょっとしたメッセージを入れられる「メッセージ刻印サービス」も見逃せない。文字の色はグレー、ブラウン、レッド、ホワイト(無色)の4色があり、ホワイトであれば日本語での刻印も可能だ。これにより、本当に世界に1台しかない自分だけのオリジナルモデルが作れるわけだ。

「メッセージ刻印サービス」

モバイル初心者から上級者まで
満足できるスペックとエンタメ機能

 美しいルックスと、低価格ながらビジネスシーンレベルでの使い方なら十分なスペックを備えるVAIO Tシリーズ11は、モバイル初心者にはうってつけだ。さらに、VAIOオーナーメードモデルでカスタマイズすれば、モバイル上級者を満足させられるほどの性能を持たせることもできるので、総合的には万人にオススメできるモデルと言い切れる。

 そうしたスペック面に加えて、サウンド機能の充実やソニー製品ならではのnasneとの連携、そして各種アプリケーションによってエンターテインメント性も併せ持っているので、ビジネスだけでなく日常生活でも活躍してくれる一台になってくれることだろう。

VAIO Tシリーズ11は、美しいルックスと、低価格ながらビジネスシーンレベルでの使い方なら十分なスペックを備えており、モバイル初心者にはうってつけの製品だ

主なスペック
製品名 VAIO Tシリーズ11
型番 SVT1113AJ
店頭想定価格 約5万4800円(ソニーストア価格/2013年4月1日現在)
CPU Intel Core i7-3537U(2GHz)、 Intel Core i5-3337U(1.8GHz)、Intel Core i3-3227U(1.9GHz)
チップセット Mobile Intel HM76 Express
メインメモリー 2/4/6/8GB(最大8GB) PC3L-12800 DDR3L
ディスプレー(最大解像度) 11.6型ワイド(1366×768ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
ストレージ 約320/約500GB ハイブリッドHDD(HDD+SSD)、約128/約256/約512GB SSD
光学式ドライブ
通信機能 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
インターフェース USB 3.0端子、USB 2.0端子、 HDMI端子、 アナログRGB端子、131万画素ウェブカメラ、Bluetooth 4.0+HS
カードスロット メモリカードスロット(SD/SDHC/SDXC、メモリースティック デュオ)
テレビ機能 -
サウンド機能 ステレオスピーカー、モノラルマイク、ヘッドホン端子
本体サイズ/重量 約幅297×奥行き214.5×高さ17.8mm/約1.3〜1.4kg
バッテリー駆動時間 約8〜9.5時間
OS Windows 8/Pro(すべて64bit)
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