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松村太郎の「西海岸から見る"it"トレンド」 第19回

アメリカでのWBC日本戦観戦とモバイルの活躍について

2013年03月21日 13時00分更新

文● 松村太郎(@taromatsumura

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Vineは目の前の状況を圧縮して伝える

 観戦中、InstagramやTwitterなどで特に球場の雰囲気を中心にソーシャルメディアにポストしていましたが、せっかくなのでビデオも試そうということで、Vineを使ってみました。Vineは第16回でご紹介しましたが、6秒の繰り返し動画が使えるアプリです(関連記事)。

Vine App
価格無料 作者Vine Labs, Inc.
バージョン1.0.6 ファイル容量6.3 MB
カテゴリーソーシャルネットワーキング ユーザーの評価(3)
対応デバイス 対応OSiOS 5.0以降

 とはいえ、Vineはズームができず、そんなに大写しにはできないため、どうしても観客席の様子が中心となるのですが、Vineで試合風景を撮っていて気付いたことがあります。

 まず、野球観戦は雰囲気からしてあの緊張感や一体感がとても楽しめるのですが、その場にいなければ体験できないものでもあります。逆にVineの6秒間という時間では、投手がボールを投げるまでの時間すら収めることができません。そこで、1球ずつの投球を細切れに録画して、打者1人を6秒に収めるというアイディアを試してみました(https://vine.co/v/bpqXOP6LevK)。

筆者がVineで撮影した動画。記事内のリンクからアクセスできる

 あるいは応援している観客席を映すようにすると、その1球の時に何が起きたのかが分かるようになるかもしれません。まあ最前列で見ていたわけではないので、前の人が立ち上がれば否応なしに視界は遮られるのですが(https://vine.co/v/bpqgvTW6YAe)。

 野球を楽しみながら、Vineの面白さも分かってきた気がします。これは、構えて6秒間を作ろうというアプリではなく、目の前で起きている状況を6秒に圧縮して伝える手段になっているのではないかということです。定点観測的で変化がないと地味になりがちですが、もう少し撮影を体験しながら、色々試してみたいところです。

 今回はこれまで紹介してきた話題の続報が、たまたま集まった週だったので、3つの話題を紹介しました。10年前を振り返ると、日本でも、ケータイが日々使われている中で、新しい使い方やサービスが生まれ、成熟してきた歴史を我々は体験してきたと言えます。まさに、サンフランシスコでも、iPhone以降のスマートフォンでより実生活に溶け込むモバイルライフがまさに進化を続けているところです。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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