マウスコンピューターが販売しているLuvBook Lは、14型グレア液晶採用で、重さ約1.76kg、薄さ約21mmのUltrabookだ。前回は2つのLuvBook L、Windows 7搭載「LB-L450S」と、Windows 8搭載「LB-L410S」※1の筐体の違いについて触れた。今回はスペックの違いと値段について触れていきたいと思う。
※1 現在はLB-L410Sの後継機種「LB-L411S」が販売されています。
構成控えめ?性能は高め!なLB-L410S
まずは2つのLuvBook Lのスペックを紹介しよう。
主なスペック | ||
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製品名 | LuvBook Lシリーズ | |
製品型番 | LB-L450S | LB-L410S |
価格 | 8万9880円 | 6万9930円 |
CPU | Intel Core i7-3517U(2コア/1.90GHz) | Intel Core i5-3317U(2コア/1.7GHz) |
メモリー | 8GB | 8GB |
ストレージ | SSD 240GB | SSD 240GB |
チップセット | Intel HM77 Express | Intel HM77 Express |
光学ドライブ | ―― | ―― |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GT640M / Intel HD Graphics 4000(NVIDIA Optimus テクノロジー対応) | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ディスプレー(最大解像度) | 14型 グレア液晶(1366×768) | 14型グレア液晶(1366×768) |
インターフェース | USB 2.0×2、USB 3.0×1、アナログRGB端子、HDMI出力端子、マルチカードリーダー | USB 2.0×2、USB 3.0×1、アナログRGB端子、HDMI出力端子、マルチカードリーダー |
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間 | 約5時間 |
本体サイズ | 幅344×奥行き240×高さ21mm | 幅344×奥行き240×高さ21mm |
重量 | 約1.83kg | 約1.76kg |
OS | Windows 7 Home Premium 64ビット | Windows 8 |
Windows 7モデルのLB-L450Sは、CPUがIntel Core i7-3517U(2コア/1.90GHz)、メモリー8GBに、SSDは240GBという構成だ。また、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000に加え、NVIDIA GeForce GT640Mを搭載するのが特徴だ。
Ultrabookで外付けのGPUが搭載されている機種は、それほど多くはない。PCゲーム好きで、Ultrabookが欲しいというユーザーは間違いなく購入を検討する機種だったと思う。価格も8万9880円で、構成からすると「あら、おトク!」というお値段だ。
ベンチマークの結果を見ても描画力の高さがうかがえ、軽い3Dゲームなら問題ないという判断ができる。
比べて、Windows 8モデルのLB-L410Sは控えめな印象のスペックだ。CPUはIntel Core i5-3317U(2コア/1.7GHz)を搭載。メモリー8GBと240GBのSSDはWindows 7モデルと変わりはないが、グラフィックスはIntel HD Graphics 4000という構成である。
Windows 7モデルのLB-L450Sとまったく同じベンチマークをWindows 8モデルのLB-L410Sでも取ってみた。
ゲームのベンチマーク結果は当然といえば当然だが、「Windows エクスペリエンス インデックス」の結果は興味深い。Windows 7モデルのLB-L450Sと比べ、グラフィックス以外は大差がない。データの転送速度に至ってはWindows 8モデルのLB-L410Sの方が上という結果が出た。構成で多少見劣りしているように見えるが、実際の性能はいいものだとわかる。