前回はマウスコンピューターの14型Ultrabook、LuvBook Lのベンチマークを測り、コストパフォーマンスのよさを挙げた。
今回は実際に触った感触をレポートしていきたい。
主なスペック | |
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製品名 | LuvBook Lシリーズ |
型番 | LB-L410S |
直販価格 | 6万9930円~ |
CPU | Intel Core i5-3317U(1.7GHz) |
チップセット | Mobile Intel HM77 Express |
メインメモリー | 8GB |
ディスプレー(最大解像度) | 14型グレア液晶(1366×768) |
グラフィックス機能 | Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵) |
ストレージ | 240GB SSD |
光学式ドライブ | - |
通信機能 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0+LE |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子、アナログRGB端子、HDMI出力端子、100万画素ウェブカメラ |
カードスロット | マルチカードリーダー(SD/SDHC/SDXC、マルチメディアカード対応) |
テレビ機能 | - |
サウンド機能 | ヘッドホン端子、マイク端子 |
本体サイズ/重量 | 幅344×奥行き240×高さ21mm/約1.76kg |
バッテリー駆動時間 | 約5時間 |
OS | Windows 8 |
起動の速さは折り紙付き
ビジネスマンにとって、朝の時間帯は貴重だ。
人が動き出していない時間帯に前日のタスクを片付け、その日のタスクに手を付けることができれば、時間にも気分にも余裕が出るはずだ。逆にいえば、この貴重な時間を1秒たりとも無駄にはできないのだ。
だが、自分が素早い行動ができても、PCの行動が遅くては意味がない。例えば起動時間が遅いとそれだけで1日のやる気が削がれてしまう。
LuvBook Lは240GBのSSDを搭載し、OSもWindows 8なので、起動時間の速さはおよそ13秒となかなかのもの。CPUもIntel Core i5-3317Uを積んでいるので、動きはそこそこ速い。PCを起動してから、1分後にはメールの処理ができる。
スリープからの起動も速く、パスワードを入力して動くまで10秒とかからない。打ち合わせスペースまでLuvBook Lを持っていき、必要なファイルをストレスなく開ける。
ヒンジの可動もスムーズで、ディスプレーの開閉にもたつくことはない。ただ、筐体のバッテリー側を持ったときに、ディスプレーが開くのが気になるところ。思いっきり開くわけではないので、ナーバスになる必要はないが、なるべく前面側を持つようにした方がいいだろう。