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クラウド化しない大企業は消える

「4Kバブル」って本当? CES報道におぼえた違和感

2013年02月13日 16時00分更新

盛田 諒(Ryo Morita)/アスキークラウド編集部

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CESはConsumer Electronics Show、最新家電のショーだ。しかし、今年はショーの主役が家電からWebサービス、クラウドに変わっていたように思えた。「いつからCESのCはクラウドのCになったんだ?」と驚いてしまうほどに。

テレビは「第二のスマートフォン」になり
アウディは「LTE通信につながるクルマ」を披露した

 CESのクラウド化を象徴していたのが「セカンドスクリーン」だ。本来の意味はスマートフォンがテレビに続く「第二の画面」になることだが、広い会場を歩いていると、薄型テレビが「第二のスマートフォン」になっている方をかなりの確率で目にした。デジカメやスピーカーはもちろん、冷蔵庫や洗濯機、赤ちゃんのおもちゃに至るまで、およそ7~8割の製品がスマートフォンとつながる仕組みを持っていたのではないかと思う。

 とくに驚かされたのがクルマ系のブースだ。運転席には必ずといっていいほどスマートフォンが置かれ、音楽を聴いたり、ネットを使ったナビをしたり。馬力がどうとか、静音性がどう、ステアフィーリングがどうといったクルマとしての説明より「これでクラウドにつなぐことができる」というアピールに熱心だったように見えた。

 たとえばアウディはLTE通信で高速なインターネットにつながるクルマ「A3」を発表した。これならアメリカで流行しているインターネットラジオ「iHeart」もステレオで聴けるようになるという。ゼネラルモーターズはアプリ開発用のツール、APIを開放。普段スマートフォンのアプリを作っているプログラマーはぜひクルマで使えるものを作ってほしいと呼びかけていた。

アウディは米NVIDIA社と協同でクルマをネットにつなげる「Audi Connect」を開発
スマートフォンでピザ屋を探すと、ワイヤレス通信でつながったカーナビの画面にもピザ屋が出る
韓国ヒュンダイ自動車の座席には、おなじ韓国サムスンのスマートフォンが。小型自動車「i30」はカードをかざすと近距離通信(NFC)でデータを読み込む仕組みも備える

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