12月26日、クラウド・スコープ・テクノロジーズは視覚的にMPLSネットワークを監視・管理できるシステム「Hexa」が、日立の統合システム運用管理システム「JP1」と連携可能になると発表した。「JP1 Certified」として日立から正式に認定され、両システムをシームレスに連携させることができるという。
Hexaはサービスやエレメントを関連づけたパスを可視化し、MPLS網を一元管理するシステム。ネットワーク上で発生した障害をリアルタイムで検出し、視覚的に障害の原因と影響範囲の特定ができる。
JP1はネットワーク全体を視覚的に一元管理する機能を持つが、JP1単体ではネットワークサービスパスや予備回線の監視はできなかった。今回の連携によってHexaで管理しているMPLSのパスイベントをSNMPトラップとしてJP1に自動的に集約することが可能になり、ネットワーク機器からパスまで一元的に管理できるようになる。