USBウォーマーグッズのフル重装備で
コミケも福袋も初詣もHOT!!
年末年始は有明ビックサイトで俺たちのコミケほか、イルミネーション撮影、新年お約束の福袋、初詣、初日の出撮影などなど、寒い中お出かけする機会が増える。コミケや福袋バトルの場合は、待ち時間もあるため、体の芯から冷えてしまうこともしばしば。今年1月1日の福袋ミッションでは編集氏ともども翌日に風邪を引くという事態に直面した。防寒対策はそれなりにしていたものの、完全敗北した形であり、読者戦士諸君の中にも同様に新年早々から風邪だったという人もいるハズ。
防寒グッズの定番といえば、携帯カイロやユニクロの「ヒートテック」といった製品があるが、毎年、地味に新製品が登場しているUSBを利用したウォーマーグッズこそ、われわれオタク紳士の寒中待機シーンにピッタリではなかろうか。そこで今回は、寒さを乗り切るためのUSBウォーマーグッズを使ってみたので、使用感をレポートしよう。モバイルバッテリーを大量に用意して冬将軍に挑め!
このヌクヌク感! USBの実力を改めて思い知らされる
ASCII.jp読者には今さらな説明だが、USBとはUniversal Serial Busの略称で、仕様発行日は1996年1月とだいぶ昔だが、USB 3.0の登場やその拡張性から今後も残るであろう規格だ。PCの普及に加えて、スマホの充電・データ通信でもmicroUSBを使用するため、とてもなじみ深い規格でもある。そして、人類史上初めて世界統一電源プラグになった存在でもあり、USB端子があれば世界のどこでも使用可能な点がとても偉大だ。
充電といった視点で見てみると、スマホの普及によって多くの人が持つようになったガジェットがある。それはモバイルバッテリーだ。USB端子を搭載しているため、下記で紹介するUSBウォーマーグッズも屋外で使用できる。
下記で紹介しているUSBウォーマーグッズは、いずれもUSBの給電規格に対応しており、要求は0.5A。どのモバイルバッテリーでも運用可能だし、PCから直接給電もOKだ。駆動時間の目安としては、いずれの製品も1時間で1000mAh消費前後。ASCII.jp読者諸君であれば、なぜかモバイルバッテリーが余っているという人が多いであろうから、その点は心配はないと思っている。温度計測にはAginova「iCelsius Pro for iPhone」(関連記事)を投入した。
では、早速、USBウォーマー群を見ていこう!
USBあったかクッション
サンワサプライ
小型のクッションで、サイズは幅280×奥行200×高さ90mm、ケーブル長約1.5m。座るというよりは、背中と背もたれの間に置いたり、膝の上に載せたりする使い方が中心。アウトドアの場合は、地面からの冷気をカットするに十分な性能を持っている。また、リストレストとしても使える大きさなので、室内での運用効率は極めて高い。発熱温度としては、35度あたりだが、体感では30度前後。外気温1ケタ台の場合は、もっと温度は落ちてしまうが、ダイレクトに寒いといった状況は回避できるだろう。
値段はサンワサプライのサイトで2499円。
USBひざ掛け&肩掛け
サンワサプライ
幅800×奥行400×厚さ20mmのストール&膝掛け。重量は約270gで、肩掛けしても重みを感じることは少ない。また、ケーブル長が約1.3mと余裕がある点も使い勝手が良い。元々はオフィスを意識しての製品だが、モバイルバッテリーがあれば屋外でもOKだ。並んでいるときはストール、ブースに座っているときは膝掛けと活用できるのが強み。温度計測では約28.4度だったが、電源がなくても十分に暖かく感じるのもポイントは高い。遮熱効果が高く、実測数値よりも暖かく感じるだろう。
値段はサンワサプライのサイトで3129円。
