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極寒の冬コミを暖かく過ごすためのUSBウォーマーを探せ!

2012年12月27日 14時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax

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USBウォームマウス
上海問屋

 マウス本体が暖かくなるという冬場専用的なマウス。室温9度の環境下では、ほんのり暖かいくらいだったが、暖房が弱めな空間であればほどよい温度になるため、手がかぢかみやすい人はチェックしてほしい。なお、公称計測ではHighモードでは最大で50度前後、Lowモードでは40度前後にまで上昇するため、屋外であればHighで上記の通り、ほんのり暖かくなる。マウスとしての性能はごくごく普通だが、意外と持ちやすい形状をしている。

 値段は上海問屋の直販サイトで1499円。

マウスの形状はスタンダード。暖かくなるのは手のひらを乗せる部分なので、つかみ持ち派はあまり恩恵がない。クリックボタン部分も暖かくなるとよかったのだが

マウス本体の少し先にスイッチがある。ゲーミングには向かないが、出先でもマウス使用派にとっては手が温まるメリットはあまりにも大きい

USBウォーム手袋
上海問屋

 指ぬき手袋に指先用フードを採用したハイブリッドなUSB手袋。発熱体は手のひら側と手の甲側にある。軽く握った状態だと指先もホットになるナイスな仕様。オープンフィンガー時はキーボードやスマホ操作がしやすいのもイイ感じ。温度は2段階調整可能で、アウトドアであれば“強”を推奨する。ケーブル長は約1.6m。ケーブルはプラグ式でウォーマー機能を使用しない場合は、ケーブルを外しておくことも可能だ。

 値段は上海問屋の直販サイトで999円。

親指だけは露出するが、拳を軽く握っていれば大丈夫

スマホ用手袋はどうしても滑りやすいが、指先を出した状態なら安定性に加えて、操作もバッチリ!! 始発で行こうな!!

室温9度の状態で、手袋内の温度は約29.6度だった。人体の温度と毛糸による保温効果で体感温度は35度くらいだろう

USBウォームスリッパ
上海問屋

 冷え性にとって、最大の関門となる足下は発熱体を底部に内蔵したスリッパでカバーする。ケーブルの関係でそのまま歩くのは無理だが、プラグ式電源ケーブルはうっかり歩いてしまってもすぐに抜けるため、断線しにくいところが上海問屋クオリティだ。

 室内でも屋外でも、動かないときの暖めツールになってしまうが、サイドから発熱体を取り出せるため、ただのスリッパとしても使うことができる。

 値段は上海問屋の直販サイトで999円で、出荷は12月末。

装着感は普通のスリッパとなんら変わりない

スリッパ内部の温度を計測してみたところ、30.5度だった。室温9度からすると十分な暖かさ。また体感温度としてはもこもこ素材と体温もあって、かなり暖かく感じる

USBさえあれば冬だって越せる!

 結論を言うと、USBウォーマー系グッズはかなり暖かい。屋外での待機時間が長いとわかっているのなら、持っておいて損はないどころかこのヌクヌクから抜け出せなくなるだろう。

 これらのグッズは値段もお手頃なのがうれしい。ヒートテックもいいが、デジタルガジェット好きならぜひこちらを使おう。ただし、モバイルバッテリーか電源が取れるところが必須になるが。

 コミケ最終日からの初詣はかなり気温の低下が予想できる。USBウォーマーで暖を取りながら、新年早々体調を崩さないように自己管理しよう!(電源の管理も)

筆者紹介───林 佑樹

 フリーランスの編集・ライター、ときどきフォトグラファー。

コミケは3日目東パ23bで僕と握手!!


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