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アプリロック機能を追加、インターフェースデザインも変更

マカフィー、Android向けセキュリティ「Mobile Security」を一新

2012年12月17日 19時00分更新

文● 貝塚/ASCII.jp編集部

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 マカフィーは12月14日、Mobile Securityの機能強化を発表した。この新バージョンでは、アプリのロック機能が搭載され、ユーザーインターフェースも一新された。

 ロック機能は、McAfee Mobile Securityのアカウントに紐付けられたものと同一のPINコードによってインストール済みのアプリをロックし、不正使用を防止するもの。Android向けアプリの一部では、ログイン情報が記憶され、起動時にログインが求められないが、このロック機能により、不正な人物による使用など、プライバシーのリスクに対応する。

 この新しいインターフェースによって、マカフィーの他の個人ユーザー用製品と共通の操作性も確保された。分かりやすく色付けされた表示によって、スキャンなどの各機能がより使いやすくなる。また、バッテリー使用効率の改善、ファイルサイズの圧縮にも対応する。

 さらに、ウイルス及びマルウェアを検出して解析結果を提供する、同社のクラウドベース技術基盤「Global Threat Intelligence」ネットワークを利用することで、300万件以上の解析結果に基づいた、最新のウイルス及びマルウェアに対する保護を実現するという。

 そのほか、ポータルサイトから、データのバックアップや復元をリモートで実行する機能も備える。紛失や、盗難に遭ったデバイスの位置を地図上で特定。SIMが入れ替えられていても、デバイスをロックし、追跡を続行できる。

 マカフィーのゼネラルマネージャー、アリ・ジャクシー氏は、「両親が子供に携帯電話を持たせる場合、子供が利用するアプリを管理することもできる」と語る。

 無償トライアル版は、Google Playからダウンロードできる。有償製品版の販売価格は2500円。McAfee Mobile Securityをすでに購入しているユーザーは、アプリのアップデートによって新機能を利用できる。また、PC及びモバイルデバイス向けに提供されているマカフィー オール アクセスでも新機能を使用可能だ。

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