世の中的に7型タブレット周辺がさわがしくなってきている。以前から、「GALAXY Tab」「GALAXY Tab 7.0 Plus」を使用してきた本稿の筆者にとっては、ようやく世の中が追いついてきたと(偉そうに)言いたくなってしまったりもする。
そんなGALAXY Tabの最新モデルが、この秋登場のドコモ「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」である。シリーズ愛用者の視点から、GALAXY Tab 7.7 Plusをチェックしていこう。
高解像度化された有機ELディスプレーと
7.9mmに薄型化されたボディーに注目
GALAXY Tab 7.7 Plusを最初に手にして印象的だったのが7.7型有機EL(SUPER AMOLED Plus)と、7.9mmに薄型化されたボディーだ。
スマートフォンのGALAXYシリーズではおなじみの有機ELだが、GALAXY Tabでは従来は液晶を採用してきた。GALAXY 7.7 Plusの有機ELはクッキリパッキリとした表示という印象だ。やはり動画に強味を発揮しそう。800×1280ドットと高解像度化されているのも魅力で、たとえばASCII.jpのトップページを全体表示しても、記事タイトル一覧などを普通に読むことができ、拡大縮小の操作を必要としないのは魅力的である。
薄型化のボディーもやはり本製品の魅力である。厚みを感じず、これまで以上に持ち歩いて使いたいという気持ちにさせてくれる。また、背面には金属素材を使用。そのせいか実は“軽い”という印象は持たないのだが、ヘアライン加工の演出も含めて、高級感があるため、その点は全然気にならない。
とはいえ、ただ薄型化されても、犠牲になる部分があっては意味がない。特にバッテリーは重要。しかし、GALAXY Tab 7.7 Plusは5100mAhという大容量。Xiに対応しながら、しっかりと長時間利用できる。画面を表示していないとバッテリーの減りは小さくなるので、テザリング用としても威力を発揮しそうだ。
「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」の主なスペック | |
---|---|
メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 7.7型有機EL |
画面解像度 | 800×1280ドット |
サイズ | 約197×133×7.9mm |
重量 | 約344g |
CPU | Snapdragon S3 APQ8060 1.5GHz (デュアルコア) |
メモリー容量 | ROM:32GB/RAM:1GB |
外部メモリー | microSDHC(最大32GB) |
OS | Android 4.0 |
Xi対応 | ○ |
無線LAN | ○ |
テザリング | ○ |
カメラ画素数 | リア:約300万画素CMOS/イン:約200万画素 |
バッテリー容量 | 5100mAh |
FeliCa | × |
ワンセグ | ○ |
NOTTV | ○ |
赤外線 | × |
防水/防塵 | ×/× |
Qi | × |
SIMサイズ | microSIM |
連続待受時間(3G/LTE) | 約780時間/約700時間 |
カラバリ | Light Silver |