月末のフィギュア発売日ラッシュを迎え、秋葉原のショップはどこも陳列に大忙し。あまりの多くの商品点数に、ショップによっては夕方を迎えても一部の商品が陳列できないほどだった。新作商品とそれらを求める人で賑わいを見せた今月最後のフィギュアレポートは、売り切れ店舗が続出していた、壽屋の「千石撫子」からご紹介していこう。
「蛇切縄」に憑かれた少女は健気な笑顔を浮かべる
先日、製品サンプルを紹介した壽屋の「千石撫子」が発売日を迎えた。ジャンパースカートにクリーム色のシャツとリボンが特徴的な学校制服姿。筆者が記憶している限りでは、意外にもこれまで立体化されることの少なかった姿だ。
劇中では、おどおどしていることの多い彼女だが、本製品では堂々とした雰囲気でキュートなポーズを決めて笑顔を浮かべている。付属パーツには、困り顔のフェイスパーツに加えて、彼女に取り憑く怪異「蛇切縄」が付属。蛇切縄はクリアパーツ製で作成されており、撫子の足に絡みつかせての展示も可能だ。全高は180mmの1/8スケール。価格はコトブキヤ秋葉原館で7140円、ソフマップアミューズメント館で5880円。
すべての竜を狩り尽くす「刀子」が凛々しく立つ!
セガのPSP用RPG「セブンスドラゴン2020」から、キービジュアルにも描かれているプレイヤーキャラクター「サムライ(刀子)」が、マックスファクトリーから発売された。
ミニのプリーツスカートから伸びる足は、セクシーなデザインの真っ赤なオーバーニーソックスに包まれ、上半身セーラー服はスタンダードなデザインだが、その上から彼女の体を護る防具は細部まで作りこまれている。またキービジュアルでも描かれている長く美しい髪の流れるような造形はポイントだ。
手首パーツが交換可能で、サムライの愛刀を持たせるほか、手をスラっと伸ばして何も持たない姿でも展示可能となっている。全高は255mmの1/7スケール。価格はコトブキヤ秋葉原館で9800円、ソフマップアミューズメント館で8080円。