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壽屋60年の軌跡がここに、歴史を振り返る「言吹展」が開催

2012年11月12日 23時22分更新

文● 伊藤 真広

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 東京・立川で1947年に玩具店として産声を上げ、1953年に有限会社壽屋となってから60年という節目を迎えた株式会社壽屋が、同社のフラグシップ店舗であるコトブキヤ秋葉原館の5階コトブキヤベース・アキバにて、60年間の歴史を振り返る「言吹展」を18日までの期間に渡って開催中だ。開場時間は、日~木が10時から20時、金・土は10時から21時までで、入場料は無料となっている。

壽屋創立60周年を記念してコトブキヤ秋葉原館で開催中の「言吹展」

 イベントでは、60年の歴史を振り返る歴史年表や同社がこれまでに発売してきた懐かしいフィギュアなどの製品を展示。また、先日閉店した立川店や創立60周年祝賀会で関係者から集められた寄せ書きなどのパネルも用意されていた。

会場は、ご覧のようにセンターに歴代フィギュア、壁に沿って歴史を振り返るパネル展示といったレイアウトになっている。歴代フィギュアとVTRは撮影禁止だが、その他の展示物は撮影OKとのこと

 来場者のなかには、懐かしい製品が収められているショーケースを食い入るように見入る姿があったほか、歴史を重ねるごとにクオリティーが上がっていくフィギュアの技術の進歩に驚く若い女性来場者の姿もみられた。

壽屋60年の歴史を振り返るパネル展示。同社が秋葉原に店舗を開いたのは、いまから約13年前の1999年12月だそうだ

過去に発売されたフィギュアやプラスチックキットと、直近で発売した製品やこれから発売する予定の製品など、コトブキヤの製品の歴史も振り返ることができる

60周年の祝賀会で集められた関係者などによる寄せ書きと先日閉店した立川店のお客さんによる寄せ書き

来場者向けに配布されていた小冊子“コトブキヤ歴史帳”。同社の歴史や関係者からのコメントなどが掲載されている

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