このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

日本未発表の合体ノートも披露 ASUSTeKが新PC発表会を開催

2012年11月14日 20時57分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Core i7搭載で最薄の合体ノート「TransBook」

 クラムシェル型ノートが、コストパフォーマンス重視の「VivoBook」とプレミアムな「ZENBOOK」に分かれているのと同様に、キーボードドックと合体するタブレット型パソコンも、コストパフォーマンス重視の「VivoTab」とプレミアムなデザインや機能を備える「TransBook」に分かれるようだ。

Core i7搭載で最薄をうたう合体ノート「TransBook TX300」

 発表会で参考出品されたTransBookシリーズは、Core i7搭載機としては最薄を誇るWindows 8搭載合体ノート「TransBook TX300」。タブレット型の本体に、ZENBOOKのボディーのようなくさび形形状のキーボードドックが合体する。実際に合体状態を見ていると、ZENBOOKにしか見えない。CEOのシー氏も、「理想の相棒」と呼んでいる自慢の製品ようだ。重さはややZENBOOKより重いかなという程度で、日本での発売が待ち遠しい。

ドッキング部底面を見てみると、ボディーの驚異的な薄さがわかる

キーボード付きカバーと合体する薄型タブレット「VivoTab Smart ME400」。ASUSTeK流のSurface対抗機か

 コストパフォーマンス重視の「VivoTab」にも、プレミアムなデザインを備えた製品が用意されるようだ。会場に参考出品されていたのは、「VivoTab Smart ME400」。残念ながら動作しない展示機しかなかったが、薄型のタブレット本体と、タブレットに磁石で張り付くキーボード付きカバー「マグネティックスマートカバー」がセットになった製品だ。

VivoTab Smartの本体側面。カバーがついたスロットはSDカードスロットだろう。その上はSIMスロットか?

セットの極薄キーボード「マグネティックスマートカバー」。その名のとおり、タブレット本体に磁石でくっつく

 単刀直入に言えば、VivoTab Smartはマイクロソフトの「Surface」対抗機という位置付けの製品と思われる。ただしSurface(のWindows RT版)と大きく違うのは、VivoTab SmartがCPUに「Atom Z2760」(コード名Clover Trail)を採用する点だ。スペック的には「VivoTab TF810C」と同クラスとのこと。従来型のWindowsアプリも動作する点は、Surfaceに対する大きな利点となるだろう。こちらも日本での発売を期待したい。

こちらは参考出品ではなく、本日日本向けに発表されたゲーミングPCの「CG8890」。発売されたばかりのCore i7-3960X Extreme Editionをオーバークロック動作が可能で、筐体前面左上についたボタンを押すとオーバークロックモードに切り替わり、上部と側面が開いて給排気量を増大させてCPUを冷やす。最大4.2GHzでの動作が可能

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン