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モバイルプロジェクター QUMI Q5が最強である3つの理由 第1回

500ルーメン化でモバイルプロジェクター最強の座へ

極まったモバイルプロジェクター新世代機「QUMI Q5」登場

2014年02月24日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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オプション製品一覧。コンパクトでシンプルな佇まいは本体同様

豊富なオプション製品もチェック

 「QUMI Q5」の登場に合わせて、オプション製品もリリースされている。

 まずは1万8000mAh(3.7V)の大容量外付けバッテリー「BATTERY PACK QB-180K」で、最大3.5時間駆動を実現するもの。USB出力と9-12V出力も備えているため、USB機器はもちろん、一部ノートPCの充電にも対応する。

大容量外付けバッテリー「BATTERY PACK QB-180K」。ブラックとホワイトの2色から選べる

「QUMI Q5」専用ポーチは幅250×奥行き35×高さ80mm、重さ80g

 次に「QUMI Q5」専用のポーチ。ACアダプターとケーブル類、スピーカー(どちらか1種類)込みで運搬できるため、合わせて購入しておくといいアイテムだ。

 そして最後にスピーカー。一度に2種類登場しており、「QMSP-10B」はBluetooth対応で出力10W、「QMSP-05N」がライン入力のみで5W。いずれも底部に振動板が用意されており、テーブルなどに載せた場合、そのテーブル自体をスピーカーとして利用できる。いわゆる振動スピーカーに属する製品。

 非常にコンパクトかつ、テーブル全体から音が鳴るため、テーブルを囲んで使用する際などに全員が聞き取りやすいというメリットがある。音を使うプレゼン時には必須と言ってもいいだろう。

Bluetooth対応スピーカー「QMSP-10B」

ライン必須だが、よりコンパクトな「QMSP-05N」

エントリー機「QUMI Q2-Lite」も登場

 「QUMI Q2-Lite」は、「QUMI Q2」から一部機能と付属ケーブルなどを除くことで低価格化したエントリーモデル。照度は300ルーメン、miniHDMI出力を備える。

 カーテンやブラインドを閉めた部屋でノートPCやゲーム機から出力して楽しむ場合など、用途が限定されている場合は、「QUMI Q2-Lite」でも十分だろう。初めてのモバイルプロジェクターとしてまず選択肢に入るクオリティーだ。

「QUMI Q2-Lite」。11月上旬発売。価格はオープン(想定価格:4万9800円)

QUMIシリーズ比較表
製品名 QUMI Q5 QUMI Q2-Lite QUMI Q2
明るさ 500ルーメン 300ルーメン 300ルーメン
内蔵スピーカー出力 2W 1W
Wi-Fi接続機能
インターネット接続
USBメモリーファイル接続
本体カラー 5色 1色 2色
microSDスロット
miniHDMI端子
HDMI端子
Office Viewer

オフィス機器としてもホビー機器としても

 「QUMI Q5」は前機種の「QUMI Q2」同様、大画面で映画やゲームを楽しみたい層に応えるだけでなく、豊富なインターフェースと使い勝手でビジネスシーンにもフィットする稀有な一台だ。光源にはLEDを採用し、ランプの寿命は3万時間と交換不要に近いレベルで、コストパフォーマンスも良好。

 手軽に持ち運べるプロジェクターが欲しい、もしくは据置型ではとても設置するスペースがない、といった場合にワンアンドオンリーの利便性を提供する見事な製品に仕上がっている。

 次回はビジネスシーンでの活用をチェックしていくが、ガジェット好きであれば、早目の冬のボーナスでひと足早く衝動買いしてもなんら問題はない。豊富な入力インターフェースを活用して、自宅のカオスガジェット環境に組み込んでほしい。

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