繋ぐだけでスマートフォンの画面をそのまま投影できる、手のひらサイズのプロジェクター「Smart Beam」が店頭販売中だ。取り扱っているのはイオシス アキバ中央通店やビートオン 秋葉原店などのイオシス各店で、価格は2万9999円。メーカーは韓国のSKテレコムだ。
本製品は電源を入れてケーブルをスマートフォンやタブレット繋ぐだけと、きわめて手軽に使用できるのが最大の特徴。MHL対応のAndroidスマートフォンなら付属ケーブルでダイレクトに、iPhoneの場合はHDMI変換アダプターを用意すれば繋ぐだけで画面を投影できる。
とにかくシンプルそのものな仕様で、本体にはピント調節機能を備えるのみ。その分、誰でも簡単に扱えるといった印象で、持ち運び容易なサイズ感も相まって普段使いには大いに活躍してくれそうだ。明るさは35ルーメンと本格的なプロジェクターと比較すると見劣りするものの、多少の暗がりが用意できれば不満もないハズ。実際店頭で試してみたところ、明るい店内でも十分に視認可能だった。
内蔵バッテリーへの充電で動作し、フル充電時には最大2時間駆動する。ACアダプターによる充電中も使用可能で、その際はプロジェクターを介してスマートフォン本体も一緒に充電できる。
本体サイズは幅45×奥行き45×高さ46mm、重量は129g。LED光源を採用するDLP方式のプロジェクターで、投影距離は0.2~3m、解像度は640×480ドット。パッケージには本体のほか、シリコンカバー、5 to 11ピン変換アダプター、HDMIケーブル、MHLケーブル(microUSB to microHDMI)、ACアダプターが付属する。