第4位 ブラック・スワン
この作品は劇場で観ようかと思っていた作品なのですが、タイミングが合わず逃していました。でもひとりで鑑賞して、「劇場で観なくてよかった」って思いましたね。
それはこの作品がつまらないとか、そういうネガティブなことではなくて、ストーリーとかセクシャルなシーンなどこの作品が醸す雰囲気を考えると、家でじとーっと見たい作品です。これはなかなかない、劇場向きではない名作です(笑)。ナタリー・ポートマンの美しさとか、音と映像が素晴らしいので、見るならブルーレイディスクで見ましょうって作品ですね。
残念だったのは私がレンタル版で観てしまったので特典映像がなかったんです。セル版にはメイキングだけでなく、ダーレン・アロノフスキー監督やナタリー・ポートマンのインタビューなど豊富な特典が入っています。ナタリー・ポートマンがあれだけのバレエシーンを撮影するには、苦労があったと思うので、セル版を購入して特典映像を観たいと思っています。
第5位 スタンド・バイ・ミー 製作25周年記念
HDデジタル・リマスター版 ブルーレイ・コレクターズ・エディション
この作品もブルーレイディスクのみの特典映像がよかったですね。25年後の同窓会みたいな形で、出演者たちが集まって映像に対してああでもない、こうでもないってお話ししているんですけど…集まったメンバーが、私がパッと見たとき太っている子役の成長後かと思った青年が、きゃしゃな主役の子でした(笑)。人って25年経つとこんななっちゃうんだっていう、お勧めしていいのかどうか分からない映像ですけど、感慨深いものがありました。やっぱり少年の時期って貴重なんだなって。私はこの作品を今回初めて観たのですが、ちょうど自分の同窓会の直後だったこともあって、本編、特典を含めて印象に残りました。
特典映像では、当時、テーマ曲の「スタンド・バイ・ミー」をマイケル・ジャクソンにカバーしてもらうように依頼する予定だったというエピソードが明かされます。結局、時代性を重視しようということでオリジナルのシンガー「ベン・E・キング」になるんですけど、出演者たちが「マイケルのチャンスを奪ったね」って言って盛り上がっていました。そんなほのぼのとした特典映像の雰囲気も含め、同窓会の直後に見るのがお勧めです。
※本作は特典映像が含まれないパッケージもあるので購入時にはご注意ください。
第6位 塔の上のラプンツェル DVD+ブルーレイセット
これは隠れた掘り出し物作品です。子供向けの作品ですし、私はそんなに期待しないで観たら、ものすごく面白くてびっくりしました。ディズニー映画の中で一番面白かったかもしれませんね。
作品はミュージカル仕立てのコメディなのですが、ストーリーがよく練られていてテンポがよく、スキがないんですよ。それどうしてかなと思って特典映像見たら、ボツになったシーンがいっぱい並んでるんです。これだけのシーンを削ったからこそ、小気味よいテンポが生まれたんだろうと感じました。私はアニメもスキで、自分でもアニメを作ったりしています。ですから、特典映像でまだ線画の状態の作品が観られるのも面白かったですね。
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