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Appleロスレスやギャップレス再生にも対応

デノン、ネットワーク機能も充実の中核AVアンプ「AVR-4520」

2012年09月14日 09時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 デノンは14日、AVアンプの新製品「AVR-4520」を発表した。価格は34万6500円。10月中旬の発売を予定している。

AVR-4520

 最大11.2chに対応する。パワーアンプの9chぶんは同一のモジュールで、それぞれが別基板に独立している。さらに電源部やパワーアンプ部分のパーツには特注品、カスタム品を積極的に採用。各部品の取り付け位置や取り付け方法などにも配慮し、高出力時での安定性の強化、各チャンネルのクロストークの低減、振動による悪影響の排除などに取り組んだ。

デノンのAVアンプでは中核機となる製品。POA-A1HDなどハイエンド機で培ったノウハウと最新の機能を凝縮した製品となる

パワーアンプ部分は同一のモジュール9枚を使用(左)。直径50mmと大型のブロックコンデンサー(右)を始めとした高品位な部品を使用するとともに、中心に電源を置いたミッドシップ構成、振動しやすいヒートシンクをフットの上に置いたり、大型のパワートランスの下にベースプレートを引くといったレイアウトの最適化やシャーシの補強も行なっている

 AVR-3313に続き、本機も“Denon Link HD”に対応した点も特徴のひとつ。これはDBP-3313UDなど、対応機器とのHDMI接続時に動作する機能。AVアンプ側のクロック信号をプレーヤー側と共有することで、よりジッターの少ない再生ができるというもの。

 またDBP-3313以外の機器と接続した場合でも“ハイブリッドPLLクロック・ジッター・リデューサー”と呼ばれる別の仕組みで、ジッターを低減する。これはHDMI入力、光・同軸デジタル入力、AD変換されたアナログ入力のすべてで適用され、特定の周波数ではなく幅広い帯域で安定した伝送が可能になるという。

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