電アス・ゲーム部 定期集会 第3回
「うぉれがぁぁ、生まれてしまううぅぅぅっ!」
悪魔との斬新な付き合いがはじまる『デビルサマナー ソウルハッカーズ』をやらないなんてぇぇぇ!
2012年08月29日 11時00分更新
ASCII.jpのスエオカ、電撃オンラインのゴロー、ライター・デルチ、この3人が15年前にハマりにハマった『デビルサマナー ソウルハッカーズ』。その悪魔的な魅力について熱く濃くトークを繰り広げた座談会をお届け。3DSで新生した本作のお楽しみポイントとは? そして気になる3DSならではの要素とは? 発売を目前にひかえ、アレコレとファン視点で語り合います!
電撃ASCIIゲーム部とは
ASCIIと電撃のなかでも特にゲームが大好きなスタッフが集まって結集された電撃ASCIIゲーム部。注目の新作コンシューマーゲームや、根強いファンを持っているPCゲーム、ゲームをプレイするのに便利な周辺グッズやゲーミングPCなど、ゲームと名がつくありとあらゆるモノを仕事と言い訳して遊び倒していく!! 今回は“アトラス”から発売される3DS用ソフト『デビルサマナー ソウルハッカーズ』について、15年前にハマりにハマった編集者たちが濃いトークを繰り広げる。
8月30日にインデックスのゲームブランド“アトラス”から発売される3DS用ソフト『デビルサマナー ソウルハッカーズ(以下、ソウルハッカーズ)』。RPGファンに絶大な支持を受ける『真・女神転生』シリーズに連なる作品として、今なお根強い人気を誇る珠玉の一本だ。
その名作が、携帯ゲーム機のニンテンドー3DSでよみがえったわけだが、読者のみなさんの中には、本作をよく知らないという人や、SS(セガサターン)やPSで出た時に気にはなっていたけどプレイはしていないという人もいることだろう。そこでこの記事では、オリジナル版をやり込んだ3人が、座談会形式で『ソウルハッカーズ』ならではの魅力と、その楽しさを皆さんにお伝えしていこう。
『真・女神転生』シリーズ作品における
『ソウルハッカーズ』の魅力とは?
デルチ:最近では、『ペルソナ』シリーズから新たなファン層を増やしている『真・女神転生』シリーズですが、『デビルサマナー』シリーズって久々ですよね?
ゴロー:2008年に出た『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』以来だから、4年ぶりですね。『真・女神転生 デビルサマナー(以下、デビルサマナー)』の続編にあたるシリーズ2作目なわけですが、みなさん前作からやってますよね?
スエオカ:もちろん! 『デビルサマナー』シリーズは、『真・女神転生』らしい独特の雰囲気が感じられて、往年のファンからの評価も高いですよね。
デルチ:悪魔会話とか、コンピューターを使っての悪魔召喚とか、“らしい”要素は継承されていますからね。その中で、『ソウルハッカーズ』ならではの魅力というとどんなところでしょう?
ゴロー:やっぱり世界観とキャラじゃないかなぁ。今にして思うと、ことごとく時代の先を行っていたと感じます。
スエオカ:“パラダイムX”のような仮想空間って、今となっては珍しい発想ではないけど、15年前にこの設定を考えていたっていうのはすごいですよね。
デルチ:あと、メアリのメイドキャラっていうのも時代の先を行っていたなぁと(笑)。
スエオカ:確かに。まさかメイドブームがくるなんて、あのころは考えもしませんでしたよ。
ゴロー:メアリだけでなく、登場人物全員キャラが立っていましたよね。敵はもちろん、ショップの店員なんかも濃いキャラばっかりでしたからね。
デルチ:実際に3DSでプレイしてみてどうでした? 僕は、今遊んでも全然古臭さを感じなかったんですけど。
ゴロー:それは僕も感じました。15年前のゲームが元とは思えない内容ですよね。
スエオカ:当時もかなり評価高かったのが、うなずけるって感じですよね。むしろ、先を行っていた『ソウルハッカーズ』に、やっと時代が追いついたみたいな(笑)。
ゴロー:それはあるかも。『ペルソナ』シリーズとはまた違うベクトルですけど、今遊んでも十分楽しいし歯ごたえもあるんですよね。
デルチ:歯ごたえはありますね。中盤まででも何度死んだことか……。バッドステータスの魅了があんなに怖いなんて久しぶりです。
スエオカ:あと、戦闘速度がすごく速くなっているから遊びやすいですね。定番の“オート戦闘で反射食らって壊滅する”って人が増えそうですけど。
ゴロー:まあそれは、誰しも通る道ですから(笑)。
(C)Index Corporation 1995,2012 Produced by ATLUS
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