さまざまな撮影が楽しめるカメラ機能
撮影時は、シャッターアイコンの反対側の操作アイコンから、撮影モードやフラッシュなどの切り替えができる。初期状態で5つのアイコンがあり、「設定」以外の4つは、「ショートカット編集」機能から置き換えることができる。よく露出補正する、ISO感度を変更する、といった場合に設定しておけば、素早く設定を切り替えられて便利だ。
ショートカットの編集からアイコンを自由に置き換えられる
4倍までのデジタルズーム機能もあり、撮影時に画面上をピンチインするか、音量ボタンでズームを切り替えられる。
カメラはそのほか、自分撮り、フラッシュ、エフェクト、シーン設定、露出補正、AF/マクロ切り替え、タイマー、ホワイトバランス、ISO感度、測光、手ブレ補正、コントラストなどの切り替えといった機能を搭載。
エフェクトは、モノクロやセピア、色あせ、ゴールドビンテージなどの画像効果を適用できる。シーン設定では、ポートレート、風景、夜景、スポーツといったシーンに合わせた最適な設定で撮影できる。
エフェクト撮影。左上から標準、モノクロ、左下が色あせ、ゴールドビンテージ
スマートフォンのカメラとしては、フラッシュの性能がいいのもうれしい。発光量は強力とまではいかないが効果は自然で、暗所での撮影でも白トビせず、適切な光量で発光してくれる。逆光時の補助光としても有効だ。
フラッシュを発光したところ。左がGALAXY S III、右がiPhone 4S
フラッシュ発光（左）と非発光の比較
そのほか、1080pのフルHD動画の撮影機能、190万画素のインカメラを使った自分撮りなども可能だ。
標準の撮影から、4倍のデジタルズームをしたところ（右）
近づけばそれなりに背景もボケてくれる
GALAXY S IIIのカメラは、パフォーマンスの向上と高画質化が図られ、格段に進化している。起動時間や撮影間隔を始め、パフォーマンスは高く、広角である点も含めて、使い勝手のいいカメラに仕上がっている。どんどん写真を撮影しよう。
