シニアもシニアじゃなくても要注目スマホ
らくらくスマートフォンの新CM発表会が行なわれた
先日開催された、夏のASCIIフェスのステージ「俺たちの神スマホはこれだ」(関連記事)のトークショー内で神スマホの一角にエントリーされていたシニア向けスマホ「らくらくスマートフォン F-12D」。端末を開発する富士通は、発売が迫ったらくらくスマホの新CM発表会を開催した。歴代らくらくホンのCMに出演している女優の大竹しのぶさんも登壇し、らくらくスマホの魅力を語った。なお、らくらくスマホは7月20日から予約を開始し、8月上旬にいよいよ発売される。
らくらくホンシリーズは1999年の発売以来、2000万台以上を出荷している人気ケータイ。誰もが使いやすくというコンセプトのもと、親切、簡単、見やすい、安心という4つのキーワードを軸に開発された。ここ最近のスマホ市場の拡大にともない、シニア層から「大きな画面で写真を見たい」「インターネットを使ってみたい」という要望が多数寄せられたという。スマホ版はこれまでのコンセプトを活かしつつ、1年以上の調査・分析を行ないハードからソフト、サービスまでを作り直しているのだ。
操作性は従来のタッチパネルに加えて、ミスタッチを防ぐためにボタンを押したような感覚で使える、シニア向けUIを搭載している。普通のスマホのようにタップしただけでは、アプリの起動や文字入力は行なえず、軽く押し込むことで対象の動作をする。Googleアカウントも必要なく、アプリはプレインストールされているもののみで、あとから入れることはできないという。また、画面を見ている最中にバックライトが消えないようにするなど、ヒューマンセントリックエンジンを採用し、とにかく「優しい」スマホになっているのが特徴だ。
もちろん、シニアじゃなくても使うことができるが、親孝行としてお父さんかお母さんにプレゼントしよう!