このページの本文へ

最新コラボレーションを体験できる7つのワークスペースを用意

シスコが描くポストPC時代のワークスタイルとは?

2012年07月17日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

7月13日、シスコシステムズはUC(Unified Communication)ツール「Cisco Jabber」やテレプレゼンス向けの新製品を投入した。あわせて最先端のコラボレーションを体験するショールーム「CBC(Customer Briefing Center)」を開設し、報道陣に披露した。

UCツール「Jabber」にiPad版を追加

 Cisco Jabberは、高品質なビデオ会議を可能にするエンジンをベースにした統合型のコラボレーションツール。ビデオ会議のほか、音声通話、IM(Instant Messenger)、プレゼンス、デスクトップ共有、会議・ボイスメールなどの機能を搭載する。今回の発表では、Cisco Jabberの対応プラットフォームが拡張され、従来のiOSやMac、Android、Blackberryに加え、iPad版とWindows版が追加された。

iPad版のJabberのコンタクト画面ビデオコールを分割画面で利用したところ

 また、新製品として「Cisco TelePresence TX9000/9200」も追加された。同社のテレプレゼンス製品としては、「イマーシブ(臨場感の高い)」と呼ばれる会議室型のハイエンド機種で、TX9000は1列の配置で6名まで、TX9200は2列の配置で18名まで参加できる。3台の65インチスクリーン、3台のカメラが装備。従来機種に比べ、帯域の消費を20%削減する一方で、スピーカーの数を50%増加。設置や構成、管理、使用もすべて簡素化されており、簡単に部屋を改装できるという。

2列の配置で18名まで利用できるCisco TelePresence TX9200

 戦略や製品概要について説明した米シスコ APJコーポレーション マネージングディレクタ ディネッシュ・マルカーニ氏は、ポストPC時代ではデバイスやプラットフォームに依存せず、導入形態にもとらわれないと解説。昨今のBYOD(Bring Your Own Device)の風潮にあわせ、コミュニケーションの手段やツールに求められる要件も変化していると説明した。

米シスコ APJコーポレーション マネージングディレクタ ディネッシュ・マルカーニ氏

 こうしたニーズに応えるJabberは、「シングルインターフェイスで異なるツールを扱える」(マルカーニ氏)という機能の多彩さ、さまざまな端末で利用できるプラットフォームの広さが大きな売り。また、クライアント/サーバーともにオープンなXMPPを採用するほか、Microsoft、IBM、Googleとのフェデレーションも可能という汎用性・相互接続性の高さも大きな売り。クラウド型、オンプレミス型のいずれの導入にも対応し、同社のCisco UC、TelePresence、WebEx(2012年後半対応予定)などと相互接続できるという。

最新のコラボレーションスペースを披露

 同日、シスコはこれらビジュアルコラボレーションを体験できるショールームであるCBS(Customer Briefing Center)を公開した。これらは旧タンバーグの神谷町オフィスにあったTelePresence Solution Experience Centerをシスコの六本木オフィスに移設・拡張したもの。「人と人をつなぐ」「サイロ化の解消を実現する」「時間の制約からの解放を可能にする」ビジュアルコミュニケーションに焦点を当てているという。CBCは7つのワークスペースから構成され、業務やコラボレーションの内容にあわせたソリューションを体験できる。

シンクライアントを用いたコラボレーション型オフィス2面あるディスプレイの右側には資料などを映すことができる
キオスク端末や各ソリューションを個別に展示した部屋最新のCisco TelePresence TX9000も試せる

 こうしたショールームは数あるが、シンクライアントや仮想化などの技術が取り込まれているほか、モバイル環境での利用を前提としているのも特徴となっている。シスコは、こうしたショールームをすでに全世界12拠点に展開しているという。

■関連サイト

カテゴリートップへ

最新記事
最新記事

アスキー・ビジネスセレクション

ASCII.jp ビジネスヘッドライン

ピックアップ