ここ数ヵ月、オリンパスの「OM-D」を気に入っていて、猫撮りのメインカメラとして使ってるんだけれども、普段つけっぱなしにする常用レンズをどうするか、ずっと悩んでいたのだ。
一般的にレンズキットについてくるような標準ズームレンズは開放絞りがF3.5-5.6レベルであり、望遠側がけっこう暗い。F5.6だとかなりISO感度を上げないと室内では使えない。あ、猫を撮る場合の話ね。だから室内猫を撮るときは明るい単焦点レンズにつけかえてたけど、ちとめんどくさい。
そんなとき、パナソニックから12-35mm/F2.8(実売価格10万円前後)というハイエンドレンズが出たのだ。標準ズームレンズに比べると広角寄りで望遠に弱いんだけど、ズーム全域でF2.8、防塵防滴で、スペックに比べてレンズがコンパクトで、「これはもしや、OM-Dのためにあるんじゃないか」と思わず衝動買い。
OM-Dにつけてみるとこんな感じ。これがまたよく写って気持ちいいのだ。まあ、値段もそれなりにお高いので、その分の性能を発揮してくれないと泣いちゃうんだけれども、暗い部屋でこれだけピシッと写れば文句なし。
逆光だったので思い切りプラスの補正をかけてほわっと撮った「たそがれ大五郎」写真も予想以上の写り(冒頭写真)。
ではこのレンズをつけて外に出てみよう。
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