気になるアノ場所をニンジャが巡る！
旅立ちの前に、ピッとL-04Dの電源をオンして、iPhoneでWi-Fiに接続する。L-04Dの通信が開始するのは起動から10秒後ほどと、なかなか素早い。ベンチアプリ「Speedtest」を入れて、それでは計測開始といくでござるよ。
まずはわれらが富士見ビルで検証！
初めはわれらがアスキー・メディアワークスが居を構える、角川第三本社ビルにて。鉄骨や鉄筋にさえぎられて電波が入りづらいと言われるビルの中でも、小社のビルはトップレベルの電波キラー。ワンセグやNOTTVなどの放送波はもれなくコマ切れになり、編集部を中心に異常な強電波が飛んでいるためではないかというまことしやかな噂もある。
ともかくそんな中で測定すると、結果は2.2Mbps／0.4Mbps（下り／上り、以下同）と安定路線。まったく入らなかったらどうしよかうと不安だった胸をなでおろす。
ジャミングされているのではないかと疑うほど電波環境の悪い角川第三本社ビル。奇跡的に安定して通信を確保
| 編集部でのテスト結果 | |
|---|---|
| 下り速度 | 2.2Mbps |
| 上り速度 | 0.4Mbps |
地下鉄ではどうなんでしょうかね？
会社を出た拙者と担当編集ゴトーは地下に入り、一路とうきょうスカイツリー駅へ。地下鉄のプラットフォームまでの長ーいエスカレーターを下りているときも、意外と長いことLTEが入っていたのに感心した。LTEエリアが終わってもFOMAハイスピードエリアに切り替わるので、当然だがWebが途絶えることはない。
速度は2.1Mbps／0.3Mbps、地下とビルはほぼ同じという分かりやすい結論だった。速度はもちろん電波が入ることが重要なので満足だ。
地下鉄を待っている間に通信速度をチェック。最近は地下鉄の駅でもしっかりと通信環境が確保されている
| 地下鉄駅でのテスト結果 | |
|---|---|
| 下り速度 | 2.1Mbps |
| 上り速度 | 0.3Mbps |
さあさ皆様お立ち会い、東京スカイツリーの速度はいかが？
やってきました、東京スカイツリー。グイーンと伸びた先にある展望台へ、いざゆかん！
電車はいよいよ駅に着き、見上げればそこは東京スカイツリー。「でけえ！」「うひょー！」とまずはおのぼりさん状態で記念撮影する拙者と担当編集。「どうせなら一番上の丸いとこ、グルングルン回ったらいいのになあ」「変形合体とかねえ！ どうなんスかねえ！」などと設計者の苦労も知らず適当なことを言いながら、さっそく地上の速度を計測。結果は3.8Mbps／0.4Mbps。人が多いのに意外と速いではないですか。
いよいよ天空エレベーターに乗り、地上350メートル、フロア350の天望デッキへ。東京を見下ろす間もなく速度を計測。これだけの高さで通信速度を気にする機会もなかなかないが、肝心の速度は0.7Mbps／1.1Mbpsと鈍めだった。
鉄骨だらけ＆超高層ビルだし仕方ないなと思うが、写真をツイートしたりInstagramに貼ったりくらいなら楽勝なのでまあ良いのではないでしょうか。どれどれ、人がゴミのような写真でも撮ってやろうかと大佐気分で窓の外をのぞきこむと、えっ。なにこれ高い。なにこれ。えっ。
ヒザが笑っているが、なにはともあれ通信速度を計測。怖いわけではござらん、武者震いでござるよ
| 東京スカイツリーでのテスト結果 | ||
|---|---|---|
| 計測場所 | 東京スカイツリー ロビーフロア |
東京スカイツリー 展望台フロア |
| 下り速度 | 3.8Mbps | 0.7Mbps |
| 上り速度 | 0.4Mbps | 1.1Mbps |
「え、どうしたんですか？」と平然としている担当編集の腕をぐいぐい引っ張って、下町・浅草へと移動していく。浅草は「手のりスカイツリー」の撮影スポットとして有名な場所。「ホラここもスカイツリーだし！ ここでいいじゃん！」などと言いながら、隅田川沿いで計測すると1.7Mbps／0.3Mbps。こちらはFOMAハイスピードの速度だった。
東京スカイツリーを早々に引き揚げ、手のりスカイツリーを楽しみながら、意気揚々と通信速度をテスト。地に足がついた生活は大事でござるよ
| 東京スカイツリー周辺でのテスト結果 | |
|---|---|
| 下り速度 | 1.7Mbps |
| 上り速度 | 0.3Mbps |
