このページの本文へ

第3世代QuadコアCPUのパフォーマンスをチェック!

動画編集も3Dゲームも快適な「Endeavor NJ5700E」

2012年06月18日 11時00分更新

文● 山口 優 写真●篠原孝志(パシャ)

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

パフォーマンスの高さが際立つ第3世代Core i7

 CPUに第3世代Core i7を採用しているだけあって、本製品はパフォーマンスの高さが大きな魅力。ベンチマークテストでも、それを裏付ける結果が出た。

 まず、Windows エクスペリエンス インデックスではプロセッサが7.6、メモリーが7.7という、最高値7.9に迫るスコアを記録した。また、グラフィックスとゲーム用グラフィックスがともに6.9という結果になった。プライマリハードディスクが5.9と低めに出ているが、試用機はHDD(500GB、7200rpm)にキャッシュ用のSSD(8GB)を加えたハイブリッドタイプのストレージなので、体感的にはSSDを使っているかと思うくらい高速だ。

CPUとメモリーは最高値に近いスコアで、本製品のパフォーマンスの高さを裏付けている

 続いて、総合的にパフォーマンスを評価する「PCMark7」で検証。結果は以下の通りになった。

PCMark7スコア
PCMark score 3726
Lightweight score 3316
Productivity score 3132
Creativity score 3937
Entertainment score 3555
Computation score 4748
System storage score 2954

 2.5インチHDDを搭載したノートパソコンとしては全体的に高い水準にあり、日常使いでパフォーマンス不足を感じるシーンはほとんどないだろう。

 次に「CINEBENCH R11.5」でテストしてみたところ、CPUのスコアは7.07ptsとなった。Sandy Bridge世代のデスクトップPC向けCPUであるCore i7-2600Kを少し上回る数値であり、ノート用でこれだけのパフォーマンスが出るなら文句はまったくない。また「モンスターハンター フロンティア オンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」を使って実際のゲーム時の快適さをチェックしてみたところ、解像度1280×768ドットの設定で「4544」というスコアを記録。ストレスなく快適に遊べる水準は難なくクリアしていた。

CINEBENCH R11.5のテスト結果。Sandy Bridge世代のデスクトップPC向けを上回る数値を叩き出した

ゲーミングPCには及ばないものの、キャラクターの動きや画面のスクロールは、じつにスムーズ。実際にゲームをプレイしても、ストレスに感じることはないだろう



エプソンダイレクト株式会社

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中