パフォーマンスの高さが際立つ第3世代Core i7
CPUに第3世代Core i7を採用しているだけあって、本製品はパフォーマンスの高さが大きな魅力。ベンチマークテストでも、それを裏付ける結果が出た。
まず、Windows エクスペリエンス インデックスではプロセッサが7.6、メモリーが7.7という、最高値7.9に迫るスコアを記録した。また、グラフィックスとゲーム用グラフィックスがともに6.9という結果になった。プライマリハードディスクが5.9と低めに出ているが、試用機はHDD(500GB、7200rpm)にキャッシュ用のSSD(8GB)を加えたハイブリッドタイプのストレージなので、体感的にはSSDを使っているかと思うくらい高速だ。
続いて、総合的にパフォーマンスを評価する「PCMark7」で検証。結果は以下の通りになった。
PCMark7スコア | |
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PCMark score | 3726 |
Lightweight score | 3316 |
Productivity score | 3132 |
Creativity score | 3937 |
Entertainment score | 3555 |
Computation score | 4748 |
System storage score | 2954 |
2.5インチHDDを搭載したノートパソコンとしては全体的に高い水準にあり、日常使いでパフォーマンス不足を感じるシーンはほとんどないだろう。
次に「CINEBENCH R11.5」でテストしてみたところ、CPUのスコアは7.07ptsとなった。Sandy Bridge世代のデスクトップPC向けCPUであるCore i7-2600Kを少し上回る数値であり、ノート用でこれだけのパフォーマンスが出るなら文句はまったくない。また「モンスターハンター フロンティア オンラインベンチマークソフト第3弾【大討伐】」を使って実際のゲーム時の快適さをチェックしてみたところ、解像度1280×768ドットの設定で「4544」というスコアを記録。ストレスなく快適に遊べる水準は難なくクリアしていた。