人物撮影で「iSightカメラ」をチェックする
次は人物を使ってiSightカメラをチェックしてみよう。デバイスとしては、人を撮ることも多いと考えられるため、気になるところ。また、上記の「暖色が強い」の影響がもっとも出やすいパターンでもある。ここでは、太陽光下で順光・逆光、日陰、店内の4パターンで撮影してみた。インカメラの「FaceTimeカメラ」も合わせてチェックしている。
晴天下の順光と逆光
日陰
店舗内
連続撮影時など、そのほかの注意点
気になったのは、連続撮影の性能。下記の動画を見てもらうと分かるが、iPad 2のようにタップに合わせて軽快に連写とはいかない。ディスプレーの解像度と画素数向上が原因だが、遅めの5連写くらいが実用範囲になる。
新iPadの「カメラ」アプリを使って、撮影ボタンをほぼ一定速度でタップし続けた様子。2枚目まではタップに合わせてシャッターが切られているが、以降はだいぶもたついている |
このほか注意点は、デジタルズームは5倍まで可能だが、実際に利用するのは「iPad Smart Cover」などで固定したときに限ること(新iPadのサイズがデカイこともあり、ホールドが難しい)。また、絵が荒いため実用的とはいえない。許容範囲は、気持ち拡大したくらいだろうか。ズーム時の補完処理はほとんどなされていないようなので、デジタルズームを使用せず撮影し、別途アプリでトリミング、軽くシャープネスのほうがキレイになる。ワンクッション挟むことになるが、SNS/写真共有サイトに投稿する場合などは、そういった処理を検討するといい。
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