『アクセル・ワールド』TVアニメ放送直前SP
ついに放送間近! 『アクセル・ワールド』の魅力に迫る
2012年04月04日 18時00分更新
4月からスタートする、電撃文庫原作のTVアニメ『アクセル・ワールド』。アスキー・メディアワークス創立20周年記念作品ということもあり、制作にもより一層の力が込められている。今回は、『アクセル・ワールド』の魅力に迫るべく、アニメの背景や設定を紹介しよう。
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<スタッフ>■原作:川原 礫 ■原作イラスト:HIMA ■監督:小原正和 ■シリーズ構成:吉野弘幸 ■キャラクターデザイン・アニメーションディレクター:愛敬由紀子 ■デュエルアバターデザイン・アクション監督:椛島洋介 ■メカデザイン:神宮司訓之・沙倉拓実・大河広行・山根まさひろ ■セットデザイン:青木智由紀・イノセユキエ ■メインアニメーター:田畑壽之・阿部 望 ■音楽:大嶋啓之・onoken・MintJam ■プロジェクト統括:GENCO ■アニメーション制作:サンライズ ■製作:AW Project
累計230万部突破の大ヒット作、ついにTVアニメ化!
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『アクセル・ワールド1 -黒雪姫の帰還-』著者:川原礫/イラスト:HIMA/定価:599円/電撃文庫/最新11巻・4月10日発売予定
『アクセル・ワールド』(著者:川原 礫)とは、「第15回電撃小説大賞〈大賞〉」受賞作にして、電撃文庫で刊行中の人気シリーズ。科学技術が発達した近未来を舞台に、謎の対戦格闘ゲーム《ブレイン・バースト》に巻き込まれていく子どもたちの、リアルで等身大の日常と恋愛、そしてバトルを描いた作品だ。
また、同じく川原氏が執筆している『ソードアート・オンライン』(こちらも電撃文庫でシリーズ刊行中)も、7月よりアニメ化が予定されている。
原作となる電撃文庫『アクセル・ワールド』は、現在累計230万部を突破。シリーズ最新刊となる11巻は4月10日に発売予定。そのほか、電撃文庫MAGAZINE(偶数月10日発売)でのコミック連載・月刊コミック電撃大王(毎月27日発売)でのスピンオフコミック連載など、原作小説・アニメ・コミックと多岐にわたって展開している。
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『アクセル・ワールド01』著者:合鴨ひろゆき/原作:川原礫/キャラクターデザイン:HIMA/定価:599円/電撃コミックス/現在2巻まで刊行
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『あくちぇる・わーるど。(1)』著者:あかりりゅりゅ羽/原作:川原礫/キャラクターデザイン:HIMA/定価:788円/電撃コミックスEX
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『アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン』著者:笹倉綾人/原作:川原礫/月刊コミック電撃大王連載中
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主人公「ハルユキ」と、そのデュエルアバター「シルバー ・クロウ」
ASCII.jpとしてはメカとSF設定に注目!
未来のハイテク機器
《ニューロリンカー》
『アクセル・ワールド』は、近未来が舞台ということもあり、まだ実際では科学技術が追いついていない未来ガジェットが多数登場する。ここでは、物語の重要な鍵を握る《ニューロリンカー》《ブレイン・バースト》について説明しよう。
ニューロリンカーとは、延髄部に装着される量子接続の通信携帯端末。脳細胞と量子レベルでアクセスすることで、脳に負担をかけずに様々な情報処理を行なうことが可能で、ネットワークに接続することで、映像や音声など、あらゆる五感をサポートできる。
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ニューロリンカー同士を直結回線で接続している様子。仲が良い、恋人同士であれば自ずとも接続するケーブルが短くなる
思考を1000倍に加速する
《ブレイン・バースト》
インストールすると使用者の意識を 1千倍に増幅する《加速》の力が使えるようになる、ニューロリンカー用アプリケーション。コピーは1度しかできない、使用に適性が必要であるなど、さまざまな制約がある。
ブレイン・バーストをインストールして《デュエルアバター》を手に入れたプレイヤーは、《バーストリンカー》と呼ばれる。ブレイン・バーストでは、《加速》やレベルアップなど、何をするにもポイントを使用する。フィールドに存在するエネミーを狩ることでもポイントが得られるが、激しい戦闘の割にポイントが微量の為、ほとんどのバーストリンカーがポイントを賭けてバトルすることになる。ここがブレイン・バーストが対戦格闘ゲームと言われている理由だ。
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ソーシャルカメラの映像を取り込んで作られた「仮想の日本」がブレイン・バーストの対戦フィールドとなっている
ブレイン・バーストで表示される対戦ステージは、日本国中に張り巡らせれた《ソーシャルカメラ》がとらえた実際の世界の地形や建造物をベースに、ランダムで決まるフィールドの《属性》と、それに合わせた外観に変更される。逆に言えば、ソーシャルカメラが映る場所は対戦ステージになりえるので、新たにマップが拡張されることもある。
それでは次ページでは、『アクセル・ワールド』に登場する、個性豊かなキャラクターについて紹介する。
(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/AW Project
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