出張が多いビジネスマンなら、ぜひチェック
海外で利用できる点は、050 plusの特徴だ。海外から日本への通話料金は日本国内で050 plusを利用する場合と同料金なので、旅行や出張で海外へ行く際にも便利かつおトクに利用できる。ちなみに、ローミングを使った一般的な海外通話の電話料金は、通常1分100~200円ほどになるので、その差は歴然だ。
定額パケット通信やホテル内での無線LANなどから気軽に利用でき、かつ低料金というのは大きな魅力だろう。
NTTコミュニケーションズによると、以下の地域での確認が取れているという。法律上の問題により、フランスなど先進国でも一部対応していない地域があるが、旅行や出張などで赴く機会の多い土地は、おおむねサポートされているのではないだろうか。
【アジア・中東】
韓国、香港、タイ、台湾、グアム、シンガポール、マカオ、フィリピン、サイパン
【オセアニア】
オーストラリア、ニュージーランド
【北中南米】
米国、カナダ、ブラジル
【ヨーロッパ】
ドイツ、イタリア、スイス、イギリス、スペイン、オーストリア、トルコ、クロアチア、チェコ、オランダ、ベルギー
なお、下記の国でも利用は可能だが、事前の申請や、持ち込み台数・持ち込み期間の制限がある。詳細はこちらのページを参照してほしい。
【アジア・中東】
インドネシア、中国、インド、マレーシア
高機能な留守番電話もタダで使える!
050 plusでは、追加料金なしで使える留守番電話サービスを用意している。携帯電話会社でも同様のサービスを提供しているが、多くは1件あたり30秒前後までの伝言を3件ほど預かってくれるだけ。しかも伝言の再生にも通話料がかかるのも難点だ。しかし050 plusなら1件あたり90秒の伝言を20件まで1週間保存しておけるほか、050 plusからかければ無料で伝言を再生できる。
さらに便利なのが、不在着信の連絡を好きなメールアドレスに送信してくれるという機能だ。留守電が入るとメールで通知される。音声メッセージはメール添付もできるので、わざわざ留守電サービスにかけなくても聴けて便利。
伝言が録音されている場合、その内容をWAV形式の音声ファイルとしてメールに添付する機能も利用できるので、普段使っているパソコンで伝言を確認するといった使い方ができる。ケータイのバッテリー切れや故障時でも、大切な伝言を聞き逃す心配がなくなるのは嬉しいポイントだろう。
1台のスマートフォンで2つの番号を持ち、仕事とプライベートで使い分けたいこともある。しかし、現在iPhoneを提供している通信事業者では、1台のiPhoneで複数の番号を使い分けるサービスを提供していない。
そこで本アプリの出番だ。050 plusに加入すれば、050で始まる電話番号が割り当てられる。これにより、最初に割り当てられた電話番号と050番号の2つを使い分けられる。ちなみに050 plusをバックグラウンドで起動しておけば、画面ロック時や他アプリの起動中でも着信を受けられるため、通常の電話番号と同じように着信できる。
※通話には別途パケット通信料が必要となります