バッファローは8日、デジタルカメラなどで撮影した写真・動画を1ボタンで保存し、テレビに出力できる再生プレーヤー「おもいでばこ」(PD-100)を11月10日に発売する。価格はオープンプライスで、予想実売価格は2万円台前半。
おもいでばこは、テレビに接続して利用するデジタルカメラ向けの写真・動画再生プレーヤー。本体前面部にSDカードスロットとUSB端子を備えており、写真などが保存された記録メディアを差し込み、横に備えられている“とりこみボタン”を押すだけで保存ができるという手軽な操作性が特徴。取り込んだ写真・動画は、Exif情報を元に自動的に整理される。
内蔵されているHDDの容量は320GB。対応フォーマットは写真がJPEG、動画はMotion JPEG/mp4/H.264/AVC。出力端子は、HDMI端子、コンポジット端子、LANポート、USB 2.0(前面×1、背面×1)を備える。搭載されたカードスロットはSDカードのみだが、前面のUSB端子にカードリーダーを接続することで、CFカードなども読み込めるという。本体サイズは幅230mm×奥行き155mm×高さ35mmで、重量は約600g。
同日の記者発表会では、同社のデジタルホーム事業部 事業部長の石井希典(いしい まれすけ)氏から同事業部の紹介と方向性について、「弊社はPC周辺機器の事業を伸ばしてきた会社ですが、デジタルホーム事業部はPCを使わない製品を開発する事業部になります。PC周辺機器で培ったノウハウを使って、デジタルライフを楽しんでいただくことをスタンスに掲げています」と、TVでの視聴を重点に置いた製品を開発していくと述べた。