大型のスライド式ハードウェアキーボードを搭載したAndroidスマートフォン「MOTOROLA Milestone 3」が発売された。
ハードウェアキーボードを搭載した「MOTOROLA Milestone 3」。製品下部をスライドさせるとキーボードが現われる
数字キーを含んだ全5段のキーボードを搭載する。左下の「A/中」というボタンで入力言語を切り替えることができる
MOTOROLA Milestone 3は、4型（540×960ドット）ディスプレーを搭載したAndroid 2.3スマートフォン。ハードウェアキーボードを搭載するスマートフォンといえば「Xperia Mini Pro」や「BlackBerry 9900」などが記憶に新しいが、本機は動作周波数1GHzのデュアルコアCPUを搭載するなど、最新スペックとなっている。
なお、入荷を確認したのは中国語が刻印されたキーボードを採用したモデルで、日本語入力に対応しない。入力が可能だったのは中国語と英語の2言語のみ。また、メニューなども日本語表示に対応していない。
キー入力がしやすいハードウェアキーボードを搭載したスマホを好む人は多いが、日本人があまり使う機会が少ないであろう中国語刻印のモデルという点は、やはり国内のスマホユーザーにとっては若干残念。
背面には1080pの動画撮影が可能なカメラを搭載する
本体上部側面には電源ボタンとイヤフォンジャックが並ぶ
側面には外部出力用のmicroHDMIとデータ通信用のmicroUSBを搭載する
反対側の側面は音量調節ボタンを備える
スペックは、メインメモリーに512MB、ストレージ用のフラッシュメモリーを16GB搭載するほか、最大32GBまでに対応したmicroSDカードスロットに加え、無線LAN、Bluetooth（2.1+EDR）などの無線機能をサポートする。
なお、3G通信に対応したSIMカードスロットを備えるが、海外からの直輸入品のため日本国内での使用の可否は不明。サイズは幅123.3×奥行き12.9×高さ64.1mm、重量は184gとなる。
三月兎2号店、SOUTHTWON 437にて販売中で、価格は4万9999円だ。
