ソニーは、Androidタブレット「Sony Tablet」向けサービスの拡充を発表した。電子書籍販売サイト「Reader Store」における対応コンテンツの販売をはじめ、チャットアプリ「ビデオチャット for Sony Tablet - plugged into Skype」、「Sony Tablet P」用地図情報アプリの配信、SDK公開サイトの開設などを行なっている。
カラーおよびEPUB3形式の電子雑誌を配信
Reader Storeは、ソニーの電子書籍端末「Reader」対応の電子書籍販売サイト。すでに約3万冊(カラーコンテンツを除く)を取り揃えており、Sony Tablet向けとして雑誌/絵本などのカラーおよびEPUB3コンテンツを用意(10月中には約200冊となる予定)。「AERA」「DIME」「NEWS」「SPA!」などがすでに購入可能だ。
また、今回の発表に合わせてリニューアルを実施。総合トップ、書籍/コミック/雑誌カテゴリーを開設し、検索しやすくした。ソニー独自の推薦技術「VoyAgent」(ボヤージェント)を採用し、ユーザーの購入履歴や会員ユーザーの購買傾向を元にお勧めのコンテンツを紹介する機能を搭載している。
購入したコンテンツの閲覧には、新たにXMDF/.book形式電子書籍に対応した閲覧アプリ「Reader for Sony Tablet」(バージョン2、無料)をAndroidマーケットから入手する必要がある。また、EPUB3形式コンテンツの閲覧には、Reader for Sony Tabletの機能を拡張する「Reader(日本語・拡張機能)」(無料)のインストールが必要だ。
「PetaMap ガイド&ナビ」
「PetaMapガイド&ナビ」は、全国100万件に及ぶスポット情報サービス「PetaMap」(ペタマップ)の情報を利用できるSony Tablet P用アプリ。2画面ならではの操作感でナビ機能を利用できるほか、外出前のプランニング、お気に入りスポット登録などの機能を使ってオリジナルマップも作成できる。
ビデオチャットアプリ、SDK公開サイト
このほかソニーは、ビデオチャットアプリ「Skype」と連動する、ビデオ/音声/テキストチャットアプリ「ビデオチャット for Sony Tablet - plugged into Skype」の配信も開始した。対応はSony Tablet Pのみとなっている。
Sony Tablet SDK公開サイト「Sndroid Developer Site」もオープンし、Sony Tablet P用2画面アプリ開発用SDK、「Sony Tablet S」およびSony Tablet Pエミュレーターなどを順次提供予定だ。