DDos攻撃防御に特化した「Imperva Cloud DDos Protection」も提供
クラウドでWebを防御する「Imperva Cloud WAF」
2011年10月05日 06時00分更新
10月4日、Imperva Japanはクラウド型のWebセキュリティサービス「Imperva Cloud WAF(インパーバ・クラウド・ワフ)」と「Imperva Cloud DDos Protection(インパーバ・クラウド・ディードス・プロテクション)」の提供を開始した。
Imperva Cloud WAFは、専門のセキュリティ担当者が不在な中小企業などを対象とするクラウド型のWAF(Web Application Firewall)。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング、ボット、「OWASP(Open Web Application Security Project)」といった既存の脅威や未知の脅威から、WebサイトやWebアプリケーションを保護する。
また、同社のセキュリティ研究機関「Imperva アプリケーション・ディフェンス・センター」が新たに発見される脆弱性に対し迅速に最適な保護を提供することで、Webサイトのサービスが中断されることを防ぐ。
一方のImperva Cloud DDos Protectionは、DDos攻撃の防御に特化したクラウド型のWebセキュリティサービス。SYN flood攻撃やUDP flood攻撃といったネットワークベースの攻撃、サーバリソースに対し負荷をかけるなどのアプリケーションを狙った攻撃など、すべてのタイプのDDos攻撃を防御するという。また、アプリケーションやWebサーバの脆弱性を狙った攻撃の防止も可能だ。
Imperva Cloud DDos Protectionでは、「Imperva Security Operation Center(SOC)」のエンジニアによる継続的な監視が行われる。このSOCでは、世界中から脅威に関する情報を集め、リアルタイムでWebサイトを攻撃から守るべく、ルールやポリシーのチューニングを行なうという。