解体されるアキバのシンボル・ラジオ会館
ラジオ会館閉鎖直前の廃墟感溢れる風景100連発!
ラジオ会館の裏側に入り放題
同人誌野郎だった筆者のラジオ会館初体験はもちろんK-BOOKS。現在はザ・コン跡のAKIBAカルチャーズZONEに移転済みだ
筆者が初めてラジオ会館を訪れたのは、10年以上前。まだ10代のボーイだったときだ。
細いエスカレーターを上がって、目に飛び込んできたK-BOOKSのポスターがいまでも目に焼き付いている。
何気に同人誌な野郎だったのが、その後、自作野郎を経てスマホ野郎、あげくにはサークル参加と見事に秋葉原な感じのAミドルエイジになってしまった。
またコンデンサーや照明を購入するといった面でもお世話になっていた。そういえば、当時はまだ駅前にバスケットコートがあって、ご飯どころはほぼなくて、20時になると真っ暗な町だったなぁ……。毎回、秋葉原へ行ったら昼ご飯は露天でケバブを食べていたような気がする。
さて、1F~7Fまでの写真はだいぶランダムに配置してお届けしている。カメラマンの趣味が炸裂しているため、どこだよっていう写真も多々だが、そのあたりも「この写真はあそこじゃないかなぁ」などと楽しんで見てもらいたい。
亀裂とその補修の跡が目立つ階段部分を眺めると、解体もやむなしかという気分にさせられる
右は7Fボークスのレンタルケースフロア。透明ケースがズラリと並んでいたアレだ
テナントのバックヤード部分には、シフト表や監視カメラの万引き容疑者画像(!)などが残されていた。右は秋葉原駅側を増築した際の定礎板
賑やかだったK-BOOKS横のエスカレーター周辺もシャッターが降りた途端、一気に廃墟感が
秋葉原駅側の巨大看板の真裏にあたる2mほどの空間を見上げる。ここはテナントのバックヤードだったようだ
東日本大震災時のものか、新しい補修跡も見受けられた
業務用クーラーと直結した送風パイプ。涼風マヨですかそうですか
看板に貼ってある文字は、納涼祭に合わせて開催されたオークション用。筆者と編集Mも4点ほど入札したが落札はかなわなかった