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解体されるアキバのシンボル・ラジオ会館

ラジオ会館閉鎖直前の廃墟感溢れる風景100連発!

2011年10月28日 00時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax)、写真●住川奈津(@n___chan

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夕暮れのラジオ会館・屋上。貴重な機会ということもあってか、撮影に没頭する参加者多数

人工衛星はないけど屋上にも行けた!!

 一般への開放は事実上初じゃないだろうかと思いつつ、8Fから屋上へ上がることができた。シュタゲであれば人工衛星らしきものがぶっ刺さっていた場所だ。

 当日はビアガーデンになっており、ゴザに座っておしゃべりしたり、写真撮影したりする人が多数いた。貴重な撮影チャンスとあってか、たぶんコミケ帰りのコスプレイヤーさんもいたりとユニークな雰囲気に包まれていた。

8F同様、長らく幻の存在だった屋上。オーナーの盆栽が所狭しと並んでいるという噂もあったりしたが……真実はいかに!?

目に飛び込んできたのは「ビアガーデン」の文字。そうコミケ期間中はアルコールOKのプチ宴会場として開放されていたのだ

一瞬、人工衛星かと思ったほど巨大な給水タンク(右)。黄色いラジオ会館看板は、中央通り沿いの1号館(旧石丸電気パソコン館ビル)のものだ

発電設備が入っているらしき屋上棟。その脇にはビール販売所が設営されていた

針を取られた時計を発見。いまさら気づいたが、各階のエレベーターホールにはもれなく時計が掲げてあったらしい

ラジオ会館の屋上から中央通り側を広角で狙うとこんな按配

同じくラジオ会館の屋上から昭和通り側の風景。手前の屋根はJR秋葉原駅

屋上から新宿方向を望む。かすかにNTTドコモ代々木ビルらしき塔が見える

日暮れとともに夜景狙いのカメラマンが一斉に撮影開始。ところが当日は、お盆中ということもあり、周囲の高層ビルに明かりが灯っていなかった。いささか地味な出来映えになったであろうと推察

屋上にはビニールシートが敷かれ、グループごとに酒盛りやコミケの戦果報告会が開かれていた

最後は、第二期ラジオ会館の象徴といえる1号館看板のアップで〆。2014年完成予定の新生ラジオ会館が待ち遠しいぞ!

筆者紹介:住川奈津

フリーランスのカメラマン、時折デザイナー。研究施設や人物をよく撮影している。愛機はα900とNEX-5D。本記事には写真を提供。ASCII.jpではモデル撮影時によく出没。「妖怪ローアングラー」と呼ばれること多々な妖精帝國臣民。

筆者紹介:林 佑樹

フリーランスの編集・ライター。紆余曲折あって、パソコンからゲーム、家電、生活雑貨までやれちゃう体になった。一時期、大人のデパートであんなグッズやこんなグッズに囲まれていたことがある。その結果、ローションハンドテイスティングスキルを修得。敬愛する秋葉原レディーは、サンボのマダム。

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