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日本の力を見せろっ!! NECの秋冬モデルはここがスゴイ! 第3回

最新クアッドコアCPUをいち早く採用

テレビをワイヤレスで楽しめるAVノート「LaVie L(LL770/FS)」

2011年09月28日 11時00分更新

文● 小黒直昭、写真●篠原孝志(パシャ)

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標準電圧版Core i7に8GBメモリー
フルHD動画の編集も快適・余裕なスペック!

 LL770/FSは、モバイル用の標準電圧版Core i7を搭載するなど、ノートパソコンとしては突出した性能を持つ。第二世代のCore i7 2670QMは4コア/8スレッドで2.20GHzで動作するが、ターボ・ブースト・テクノロジーにより最大3.10GHzまでのクロックアップにも対応している。

 OSはWindows 7 Home Premium SP1の64bit版をプレインストール。それに合わせてメモリーも4GBのSO-DIMMを2枚搭載し、8GBの大容量メモリーを余すことなく使える。こうした高速な処理性能が特に発揮されるのはビデオ編集などのシーンで、これだけのCPUパワーがあれば、撮影したフルHD動画を編集しても、ほぼリアル時間で再圧縮などが可能となる。

左側面にあるUSB 3.0端子の「パワーオフUSB充電」機能により、本体の電源オフ時にもUSBに電源を供給し続ける。音楽プレーヤーやスマートフォンのユーザーは特に重宝するだろう

 LL770/FSはUSB 3.0端子も標準搭載しており、ビデオ編集などで大容量なHDDが使いたいといった場面でも、十分対応できる。もちろん、BDXL対応ドライブも、ビデオの保存やHDDのデータバックアップなどに威力を発揮してくれる。

 このUSB 3.0端子は、本体電源がオフでも電源を供給し続ける「パワーオフUSB充電」にも対応する。携帯電話や音楽プレーヤー、特に毎日充電していないとあっという間に電池切れになるスマートフォンユーザーにとっては、細かいことだがうれしい機能だ。

スクラッチリペア技術

キズが付いても時間とともに目立たなくなるスクラッチリペア塗装。持ち運ぶ機会が多いユーザーには安心感がある

 デザイン面にも数々の工夫がある。前述のとおり、ボディには擦りキズがつきにくく、キズを付けてしまっても時間の経過とともに自動的に修復するスクラッチリペア技術が天面に採用されており、安心感を与えてくれる。

 キーボードはキーの間隔が広いアイソレーションタイプで、クリアキーキャップを装着したクリスタライズキーを採用。キーの印字を保護するとともに、打ちやすい入力を実現している。

キーボードは、キー間に余裕を持たせたアイソレーションキーボードを採用。「クリスタライズキー」と合わせて、手に負担が少なく確実なキー入力が可能だ

 最後に、ビジネスソフトにはOffice Home and Business 2010をプレインストール。ほかに映像や写真の編集ソフト、BD再生ソフトなど、多数のアプリケーションが組み込まれているので、買ってすぐにパソコンライフを楽しめるところも、NECならではだろう。フラッグシップの名に恥じない最高の1台。それがLaVie L(LL770/FS)だ。


主なスペック
CPU Core i7-2670QM(2.20GHz/最大3.10GHz)
チップセット HM65 Express
メモリー 8GB
HDD 750GB
ディスプレー 15.6型ワイドフルHD スーパーシャインビューLED液晶(解像度1920×1080ドット)
光学ドライブ BDXL(100GB)対応記録型BDドライブ
通信機能 IEEE 802.11a/b/g/n、1000BASE-T対応Gigabit Ethernet
インターフェース USB 3.0×2、USB 2.0×3、HDMI、SDXCカードスロットほか
サイズ 幅377.4×奥行き265×高さ38.7mm(最小傾斜時)
重量 約2.9kg
OS Windows 7 Home Premium(SP1) 64bit版

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