レノボ・ジャパンは、メインストリームコンシューマ向けのデスクトップパソコン“IdeaCentre B”シリーズとして、TVとしても使用できる21.5型「IdeaCentre B320」と、フレームレスタッチパネルタイプの23型「IdeaCentre B520」の2機種を発表した。8月12日から全国の量販店にて販売を開始する。
IdeaCentre B320
IdeaCentre B320ではラインナップに、地上デジタルTVチューナー搭載モデル2機種と、非搭載モデル2機種、計4機種を用意。同社独自技術“OneKey TV”により、パソコンの電源を入れなくてもTVを視聴することができる。パソコン起動時には、画面ををワンボタンで切り替えてTVを視聴できる。
TVチューナー搭載上位モデル「77601JJ」は、CPUにCore i5-2400s(2.5GHz)を採用。チップセットはIntel H61 Express。メインメモリーは、4GB(最大8GB)で、HDDは1TB。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載している。ディスプレーは21.5型(1920×1080ドット)となっている。インターフェースは、TVアンテナ端子、USB 2.0×6(側面×2、背面×4)、5 in 1のメディアカードリーダーなどを搭載する。ネットワーク機能は、有線LAN、IEEE 802.11 b/g/n。OSはWindows 7 Home Premium(SP1、64bit)。本体サイズは幅534mm×奥行き75.3mm×高さ394.5mm。想定実売価格は9万円前後。下位モデル「77601HJ」は、CPUがCore i3-2100(3.1GHz)に変更されたモデル。想定実売価格は8万円前後。
TVチューナー無しの上位モデル「77602LJ」は、Core i5-2400s(2.5GHz)、メインメモリーは2GB(最大8GB)。HDDは500GBで、光学ドライブにDVDスーパーマルチドライブを搭載する。インターフェースはチューナー付きのモデルとTVアンテナ端子以外は共通。OSはWindows 7 Home Premium(SP1、64bit)を搭載する。想定実売価格は7万5000円前後。下位モデル「77601FJ」は、CPUがCore i3-2100(3.1GHz)に変更されたモデル。想定実売価格は6万5000円前後。
IdeaCentre B520
IdeaCentre B520は、CPUにCore i7-2600(3.4GHz)を搭載した「77452EJ」と、Core i5-2310(2.9GHz)を搭載した「77452FJ」の2機種を用意。どちらにも地上/BS/110度CSデジタル対応のTVチューナーを内蔵している。ディスプレーは、1920×1080ドット表示の超音波表面弾性波方式のマルチタッチ・スクリーンを採用。30万画素のWebカメラの搭載している。
そのほかの仕様として、メインメモリーは4GB(最大8GB)で、HDDは1TB。光学ドライブは書き込み対応のBlu-ray Diskドライブを搭載している。インターフェースは、TVアンテナ端子、USB 3.0×2(背面×2)、USB 2.0×4(側面×2、背面×2)、HDMI端子、5 in 1のメディアカードリーダーなどを搭載する。ネットワーク機能は、有線LAN、IEEE 802.11 b/g/n。OSはWindows 7 Home Premium(SP1、64bit)。本体サイズは幅567.8mm×奥行き76.5mm×高さ426.7mm。想定実売価格は14万円前後。下位モデルの77452FJは、CPU以外の仕様は共通。想定実売価格は12万円前後。