iida初となるスマートフォン
「INFOBAR」発売体験イベントが開催中
「デザインのau」を決定付けたINFOBARのコンセプトモデルから早10年。時代の流れに乗って、スマートフォン版INFOBARがついに発売された。2003年の初代、2007年の2代目から受け継いだ特徴的なタイルデザインはそのままに、FeliCa/ワンセグ/赤外線といったフィーチャーフォンの機能を盛り込んだ、全部入りスマホとなっている。
夏モデルの中でも特に注目のINFOBARが本日(30日)から発売されるということで、六本木はミッドタウン ガレリア アトリウムにてタッチ&トライイベントが開催された。このイベント自体は7月3日(日)まで開催されるが、本日のみ、開発に携わったKDDIの増田和彦氏、INFOBAR独自のインターフェイス“iida UI”を開発した中村勇吾氏、そしてケータイジャーナリストの石野純也氏の3名によるトークセッションが行なわれた。なお、7月1~3日は11~19時までタッチ&トライを開催しているので、iida渾身のスマホ版INFOBARが気になるなら覗きに行ってみよう。入場は無料。
この記事ではイベントとトークセッションの様子をレポートするぞ。
場所がら、ビジネスマンやOLが多いため、日が暮れる頃にはたくさんの人が集まってINFOBARをグリグリいじっていた
カラバリはKURO、NISHIKIGOI、HACCA、CHOCOMINTの4色。これはHACCA
コンセプトモデルから最新のINFOBAR A01までが、ずらりと展示されていた
これは2003年に発売された初代INFOBAR。2001年に発表されたコンセプトモデルを可能な限り再現したという
2007年に発売され、不動の人気を得たINFOBAR2。今見ても遜色ないデザインだ
iidaとイタリアのステーショナリーメーカー・NAVAがコラボした「iida and NAVA」。本体と併せて買いたいアクセサリーがたくさん
トークは人が続々と集まり始めた18:30からスタートした
今回のトークセッションで司会進行役を務めたケータイジャーナリストの石野氏
KDDIのコンシューマ商品統括本部プロダクト企画本部長の増田氏。「スマホは地味な色(黒やシルバーなど)が多いが、INFOBARはこれまでのコンセプトをそのままに、今どきのカラーバリエーションを揃えたかった。NISHIKIGOIは必ず残すつもりだった」と語った
tha ltd. ウェブデザイナーの中村氏。「iida UIはAndroidらしくないスマホにしたかった。なぜホーム画面は横スクロールじゃなくて縦スクロールなのかは、ウェブブラウジングとかでも縦じゃないですか。だから自然に使えるかと。UIの気持ちよさを重視しています。開発中からずっと『サクサクがいいサクサクがいい』と言い続けてましたから(笑)」とのことだ
白熱したトークは予定時間を過ぎてしまうほど。お客さんからの質問にも丁寧に答えていた
トークセッションは満席の大盛況! トーク後、開発者のこだわりを聞いたうえでINFOBARを触れば、もっと理解が深まるというモノ