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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第70回

ネット接続をテザリングで集約する技

2011年06月21日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 NTTドコモの夏モデルには、スマートフォンの通信回線を共有できる「テザリング」対応端末が7機種もラインナップされた。テザリングは、スマートフォンを無線LANルーターとして動作させ、ほかのデバイスでもネット接続できる便利な機能だ。そこで、今回はテザリングの使い方や運用コスト、実行速度、バッテリーの持ち具合などをチェック。テザリングで手持ちのネット回線を集約する技を紹介しよう。

スマートフォンがテザリング対応なら、Wi-Fi版のiPadでも外出先で活用できる

これからのスマホはテザリングが必須!

 最近は、複数のモバイル回線を利用している人が増えている。フィーチャーフォンとスマートフォンの2台持ちや、iPad Wi-Fiやゲーム機でネットを利用するためにモバイルルーターを持っている人が多い。もちろん、iPhoneとAndroidという組み合わせや、筆者のように仕事柄、もしくはガジェット好きが高じて何台も活用している人もいるだろう。端末の価格はしょうがないが、ネットにつながる回線をいくつも契約していると、毎月の通信コストが負担になってくる。そんな時にうれしいのがテザリング機能だ。

 テザリングとは、Wi-FiやBluetooth、USB接続などでスマートフォンのネット接続をほかのデバイスで利用できる機能のこと。最近、NTTドコモやauから無線LANルーター化できるスマートフォンが相次いで登場し、注目を集めている。

 スマートフォンのテザリング機能を利用すれば、iPadやiPod touch、ゲーム機などでネット接続が可能になる。もちろん、モバイルノートや、回線状況の芳しくないソフトバンクモバイル回線のiPhoneでのネット接続にも利用できる。それでいて、回線契約が1つで済むのですっきりする。

 ネットにつながるデジタルデバイスは増える一方。今後のスマートフォン選びは、テザリング機能の有無が大きなポイントとなるだろう。

今回テストした機種。右から「htc EVO WiMAX ISW11HT」、「AQUOS PHONE SH-12C」と、モバイルルーター「DWR-PG」

 主流はWi-Fi接続のテザリングだが、機種によってはUSBケーブルでの回線共有も行なえる。同時に接続できる台数は5台もしくは8台が一般的。「AQUOS Phone SH-12C」のように、海外でのテザリング機能ができない機種もあるので、海外旅行をする人は事前にチェックしておこう。

 パケット定額プランの価格は、利用するデバイスや接続方式で変わってくる。例えば、NTTドコモのフィーチャーフォンでは「パケ・ホーダイダブル」が最大4410円、フルブラウザーで接続したり、スマートフォンで利用する場合は最大5985円になる。テザリングを利用する場合は、この上限額が1万395円になるのだ。

 auのテザリング対応モデル「htc EVO WiMAX ISW11HT」は、WiMAX通信機能も搭載している。WiMAXを利用した月のみ、525円の料金が発生する。もちろん、WiMAX接続のテザリングも可能だ。htc EVO WiMAX ISW11HTでテザリングを利用する場合はパケット定額プランに含まれ、通常と同様5460円/月となる。

お詫びと訂正:掲載当初、KDDIの料金について誤りがありました。該当部分を訂正するとともにお詫び申し上げます。(2011年6月21日)

春モデルの「htc EVO WiMAX ISW11HT」だが、唯一WiMAX接続が可能

 ちなみに、ソフトバンクはテザリング対応機種は出していない。実はiPhone 4はテザリング機能を搭載しているのだが、国内モデルでは強制的に無効にされているのだ。これは、ただでさえ貧弱な電波状況を悪化させないため。しばらく解禁されることはないだろう。

(次ページへ続く)

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