KDDIは新製品発表会を開催。WiMAX+3G対応のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」を発表した。発売は4月上旬以降を予定している。
ISW11HTの特長は前述したとおり、下り最大40MbpsのWiMAXに対応していることはもちろん、スマートフォンをモバイルルーター化して利用できる「Wi-Fiテザリング」に対応している点。しかもこのテザリング機能は別途追加料金などは必要とせず、WiMAX/3Gのどちらのネットワークにおいても利用が可能だ。
データ通信料金においても、通常のauパケット定額プラン(完全定額制の「ISフラット」であれば月5460円)に、WiMAXを利用する月のみ「+WiMAX」として月525円がプラスされる。なお、3Gの通信については1ヵ月の通信量が5GBを超えた場合に、同月中の通信速度が制限される(2012年1月まではこの制限は適用されない)。
スマートフォンとしての基本性能はグローバルモデルとしてリリースされている「HTC EVO 4G」から基本的にそのまま受け継いでいる。メインディスプレーは4.3型(480×800ドット)。本体サイズは約67×122×12.8mm(最厚部13.8mm)で、重量は約170g。LISMOやau one マーケット、Cメール送信など、au独自のサービスには一部制限があるが「Skype au」については動作可能。
最新のハニカムタブレットがauからも
今回はタブレット端末として、Android 3.0(Honeycomb)搭載の「MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M」も発表されている。10.1型(1280×800ドット)のディスプレーを持ち、メインプロセッサーはNVIDIA「Tegra 2」。3G通信機能は持たず、自宅内やモバイルルーターと組み合わせて利用することが前提となる。
今回発表された2製品の主要スペック
htc EVO WiMAX ISW11HT |
MOTOROLA XOOM Wi-Fi TBi11M |
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メーカー | HTC | モトローラ |
ディスプレー | 4.3型液晶 | 10.1型液晶 |
画面解像度 | 480×800ドット | 1280×800ドット |
サイズ |
約67×122×12.8mm (最厚部13.8mm) |
約167×249×12.9mm |
重量 | 約170g | 約700g |
OS | Android 2.2 | Android 3.0 |
カメラ画素数 |
約800万画素(アウト) 約130万画素(イン) |
約500万画素(アウト) 約200万画素(イン) |
発売日 | 4月上旬以降 | 4月上旬以降 |
ASCII.jp編集部では詳細記事を続報する予定だ。