ウィズダムウェブ開発のシステムを富士通ソーシアルサイエンスラボラトリが商品化
iPadでペーパーレス会議を実現する「WebコアConference」
2011年05月20日 08時00分更新
5月19日、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリはiPadを使ってペーパーレス会議を実現する「WebコアConference」の販売を開始した。サーバーに登録した会議資料を、無線LAN経由で参加者のiPadに表示することで、会議のペーパーレス化を行なえる。印刷コストの削減や配布の手間を削減するほか、情報漏えいなどを防ぐ効果がある。
会議参加者はiPadに表示している資料のページを発表者の操作に合わせ同期したり、ポイントマーカーにより、参加者同士で着目点を共有することができる。付箋や手書きメモを貼り付け、サーバー上に保存することも可能になっている。
「WebコアConference」はITベンチャーのウィズダムが開発したシステムを富士通ソーシアルサイエンスラボラトリが商品化したもの。サーバーはノートPCが利用できる。価格は5ライセンスパッケージで99万7500円(税込)となっている。